ACE COMBAT 04最後の個人的「やり残し」となるMISSION 16「WHISKEY CORRIDOR」難度ACE, RANK Sクリアが達成できました。
これで、(TRIAL MISSIONは別として)、全ミッションの難度ACEでのRANK Sクリアが達成できました。
ようやく、ACE COMBAT 04も卒業できるかな?
MISSION 16「WHISKEY CORRIDOR」難度ACE RANK S攻略 §
かなりの難物なので、攻略情報を書いておきます。
難度ACEでRANK Sを得るには、最低でも6300ポイントを獲得する必要があるようです。
6350ポイントと書いているサイトがありましたが6300でRANK Sを達成できました。
しかし、6230や6240ではRANK Aという成績も残していますので、おそらくこれ以下と言うことは無さそうです。
ミッションの性格を考察する §
まず、ミッションの性格をじっくり考察する必要があります。
考察せず、力業で押し切るのは難しいと思います。
このミッションの特徴は以下のようなものだと思います。
- 範囲が広い
- 地上目標が極めて多い
- 地上目標は適度に固まって数カ所に散在している
- 離れた場所にいる少数の敵もあるが、接近しないとレーダーに写らない
- 敵は適度に集まっているが、多数が狭い範囲に密集している訳ではない
- ある程度の敵を破壊すると何らかの条件で出現する敵もある
- 敵の地上兵器のかなりの割合は自ら移動しているので、無誘導攻撃兵器は当たりににくい
- 敵機も襲ってくる
- 地上の対空兵器はあまり多くはない
- マップ左上の地区では高射砲を撃ってくる
- 極めて多くの敵を破壊しなければポイントが十分に得られない
まず、「極めて多くの敵を破壊しなければポイントが十分に得られない」という特徴が最も重要です。
これを達成する最も簡単な方法は、気化爆弾を多用することですが、それはこのミッションでは上手く行きません。「敵は適度に集まっているが、多数が狭い範囲に密集している訳ではない」という特徴があるためです。
また、より攻撃範囲の狭い無誘導爆弾などは、「敵の地上兵器のかなりの割合は自ら移動しているので、無誘導攻撃兵器は当たりににくい」という特徴により、不適当です。
とはいえ、大形の爆弾などはけっこう使えます。そこそこの範囲をカバーする破壊力があり、かつ、そこそこの数を装備できるためです。
しかし、別の理由からこれも不適当な選択となります。
「極めて多くの敵を破壊しなければポイントが十分に得られない」という特徴を満たすためには、短時間でより多くの敵を破壊する必要があります。そのためには、何回も高速で通過しつつ攻撃するという方法ではロスが大きすぎます。低速で一回の通過でできるだけ多くの敵を破壊しなければ間に合いません。それを実現するためには、先に対空兵器を始末しておく、という戦術が要求されます。それを行わなければ、難度ACEでの低速飛行は、一瞬で落とされます。
さて、ここで問題になるのは、「敵機も襲ってくる」という特徴です。「地上の対空兵器はあまり多くはない」という特徴により、地上の対空兵器だけを相手にしているなら、さほど怖いことはありません。しかし、敵機も襲ってくるとなると話は別です。安全な対地攻撃のためには、どうしても迅速に敵機を始末しなければなりません。それを行うには、QAAMを使うしかありません。撃った後、即座に次の行動に移ることができる対空兵器はこれしかないからです。
つまり、QAAMを装備するとすれば、大形の爆弾は積めない、という結論になるのです。
さて、敵機「も」全て落としていくと、マップ全体を飛び回らずとも必要なポイントは得られます。つまり、「マップ左上の地区では高射砲を撃ってくる」という特徴は、そもそもマップ左上の地区に行かないことにより、回避できることになります。
攻略の方針 §
以上をまとめます。
攻略の方針は以下のようなものになります。
- QAAM装備のX-02で出撃
- 最優先でSAM, AA GUN, 敵機を破壊
- その後、低速で飛行しつつ地上目標を通常ミサイルで破壊
- マップ左上の地区には行かない
より詳細な攻略 §
まず、マップ左下に2つの敵グループがあるので、それを目指します。
途中で、自機上方に敵機が1機出現するので、QAAMで撃墜。
その後、自機左下にTANK2両が出現するので、通常ミサイルで破壊して進みます。
敵グループに近づいたら、真っ先にSAMを破壊します。そのあと、QAAMで敵機を破壊したり、AA GUNを通常ミサイルで破壊します。そして低速飛行しながら、地上目標を破壊します。
2グループを全て破壊したら、その上方に新しい孤立した敵が出現するので、それを攻撃に向かいます。孤立した敵を攻撃すると、上方に次々と新しい敵が出現するので、これを高速飛行で追いながら破壊します。しかし、マップ左上の地区に近づいたら反転し、マップ中央下部の敵戦車隊に向かいます。
敵戦車隊を攻撃している途中でミサイルが切れると思うので補給に戻ります。補給に戻るのはこれ1回です。
戻って再び戦車隊を攻撃します。途中で敵が増えますが、その中に対空車両が含まれるので注意が必要です。全ての対空車両を破壊したと思っていても、まだ出現するわけです。また、この戦車隊はステルス戦闘機なども多数上空に配置しているので、慌てずにそれらも確実に落としておきます。
これを壊滅させたら、マップ右側やや下方に位置するいくつかの敵グループに向かいます。ここも、途中から出現する敵があるので、それらも破壊します。しかし、私の場合、少数の敵を残した状態で時間切れとなり、その時点で6300ポイントを稼げていました。
上中央部、左上の敵グループは全くの手つかずで終わりました。
TIPS §
対空兵器の位置は、できるだけ覚えておくと有利です。とはいえ、全て覚えるのは難しいと思うので、慎重さで記憶の代用とするのも可です。最初に攻撃に行く左下の2グループぐらいは、だいたいの位置を覚えられると思います。
ヘリは、通常ミサイルで十分ですが、QAAMが余っていればそれを使って落としても可です。
F-117のようなステルス機はQAAMが当たりにくいので、できるだけ当たりやすい位置から撃つように心がけると良いような気がします。F-117も自機を狙ってくるので、確実に落としておく価値があります。
敵機を落としに行く時には、QAAMでロックするほどヘッドオンで接近すると銃撃されることがあるので、真正面に出ないように配慮しつつ接近してQAAMを撃ちます。銃撃が当たると、ダメージが累積されて不利になります。
感想 §
マップ全体をまんべんなくまわって攻撃しないとRANK Sを達成できないかと思いきや、そうでもなかったのはちょっと意外ですね。
また、最強対地攻撃兵器かと思っていた気化爆弾が有効ではない、というのもゲーム的に興味深い特徴です。
最終的に、QAAM装備が最善という結論は、神様級のプレイヤーと結果的に同じ結論になったわけで、そこも興味深いところです。
このミッションの攻略で最大の問題となったのは、やはり20分という時間です。これは、あまりに長すぎます。その間、緊張を維持するのも難しいのですが、それ以上に困難なのは、リトライです。20分間の緊張の後、もう1回やろうと思っても、同じ緊張を再現するのは極めて困難です。ゆっくり休んでから挑戦できれば良いのでしょうが、時間が無い人には難しいことです。結果として、事実上1日に1回しか挑戦できないミッションということになってしまいます。
とはいえ、慎重にミッションの特徴を考察して緻密なプレイを積み重ねればRANK Sクリアは十分に可能ということが分かりました。これはゲームとしては好ましい特徴ですね。