2005年03月17日
トーノZEROアニメ感想魔法先生ネギま! total 2919 count

これは好きだ! 男達を手玉に取り、暗く、屈折したネットアイドル!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のネギま!の感想。

サブタイトル §

第11話 「ⅩⅠ時間目」

あらすじ §

 学校からパソコンを支給されたネギは、使い方を悩みます。

 そして、クラスのホームページを作ることに決めます。

 クラスのホームページはネットアイドルランキングで順位を延ばします。

 しかし、そのランキングの1位の「ネットアイドルちう」の正体は、クラスの長谷川千雨でした。正体を隠して、クラスのホームページと張り合う千雨。

 コスプレしながらパソコンを使っている部屋に、ネギが入ってきます。

 そして、クラスのホームページの終了記念パーティーに連れて行かれます。

 千雨は、「ネットアイドルちう」のように見えましたが、画像修正ソフトで直した画像を公開していたために、別人扱いされて正体はばれませんでした。

感想 §

 好きですね~。

 長谷川千雨というのは、まさに私の好きなタイプです。

 暗く、屈折していて、行動が極端に走っています。

 それでいて、強い変身願望があり、他人から愛される存在に自らを仕立て上げるための努力も怠りません。それは、けして他人に見せるために行うわけではなく、自らの存在を自己規定するために行われねばなりません。だからこそ、誰に見られるわけでもないチャット中も変身していなければならないことになります。極めて病的です。

 その二重性によってしか、かろうじて壊れそうになる自己を支えながら生きている雰囲気が、とても「愛して上げたい」という気持ちをかきたてられて良いですね。

 それにしても、正体がばれたと思いきや、画像修正をたっぷり行っていたために別人扱いされるというオチも現在らしさを感じさせる良いオチですね。

今回の名台詞 §

ネギ「ネクタイも曲がってたことないですし」

 ネギ先生は本当によくクラスの女の子達を見ていますね。