2005年3月21日に、MagSite1を0.44にバージョンアップしました。
入手先 §
MagSite1 0.44は、MagSiteMan1上からダウンロードできるほか、MagSiteDistシステムよりダウンロードできます。
MagSite1手動ダウンロード
変更点 §
変更点は以下の通りです。
- 利用期限を2005年12月31日まで延長
- readme書き間違い「dataDirectory要素の内容は、として使用する」「dialyはdiary」
- HTML出力のヘッダに<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />を入れる。ココログのリスト機能対応
- コンテンツ表示ページで著者名が表示されるが、管理者として設定した名前と電子メールアドレスとなる (暫定仕様)
- コンテンツの著者情報の書き出しを行う
- コンテンツページの管理者が常にルートの管理者という問題を解消
変更点の詳しい説明を以下に述べます。
利用期限を2005年12月31日まで延長 §
最近はバージョンアップ頻度が低いので、長めの利用期限を設定しました。
readme書き間違い「dataDirectory要素の内容は、として使用する」「dialyはdiary」 §
シンプルな文章の書き間違いの訂正です。
HTML出力のヘッダに<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />を入れる。ココログのリスト機能対応 §
ココログのリスト機能でURLを登録する際、MagSite1サイトのタイトルが自動的に取得されないという問題がありました。
調査の結果、上記meta要素が無い場合、たとえhttpヘッダでcharsetパラメタを送信しているとしても、シフトJIS扱いで受け付けられ、結果として処理できずに空欄となっていることが分かりました。
このような欠陥を持つソフトが、ココログが最後であるとは限らないので、上記要素を追加しました。
コンテンツ表示ページで著者名が表示されるが、管理者として設定した名前と電子メールアドレスとなる (暫定仕様) §
当初の構想において、MagSite1は一人が独占して使用するため、個々のコンテンツに著者名を明示する必要はないと考えていました。
しかし、検索エンジン経由で直接やって来る読者はサイト全体のコンテキストとしての著者の存在を意識するか分からない、1つのサイトをすべて一人が書くという前提も破綻しつつあります。
そのようなわけで、著者名を明示する試みの第1歩です。
著者名=管理者名というのは、現状の平均的な使い方に沿ったもので、あくまで暫定仕様です。
ちなみに、著者名の情報をコンテンツに入れるか、それともキーワードごとの属性にするかは悩んでいます。なぜなら名前はともかく電子メールアドレスは変化するものであるからです。コンテンツに情報を入れると、電子メールアドレスの更新は全コンテンツの書き換えを引き起こします。しかし、キーワードの属性とすると、1つのキーワードに2人以上の著者が存在すると破綻します。
このあたりは、ご意見があればぜひお聞かせ下さい。
コンテンツの著者情報の書き出しを行う §
この項目は本当は無くても良いのですが。(上記機能を実現する内部機能の問題)
実は著者情報の表示という機能は、ModulaFレベルではかなり前から実現されていました。ですので、コンテンツ本体の表示ModulaFモジュールの出力中間言語文書(XML文書)に、著者情報の要素を追加するという作業で、上記機能は実現されています。
コンテンツページの管理者が常にルートの管理者という問題を解消 §
これは、単純な書き間違い(あるいは思い違い)に起因するバグでした。
修正しました。