謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のポケモンAGの感想。
サブタイトル §
2時間スペシャルとして、映画「おどるポケモンひみつ基地」、新作映画情報、ポケパークなどの情報を含め、以下の3エピソードを放映。
「開幕!グランドフェスティバル!!①」
「熱闘!グランドフェスティバル!!②」
「決戦!グランドフェスティバル!!③」
あらすじ「開幕!グランドフェスティバル!!①」 §
グランドフェスティバル会場で、ハルカはライバル達と再会します。
ハーリーとも再会しますが、ハーリーはハルカへの復讐を誓いつつ、それを隠して過去の行い謝って見せます。
ハーリーは誤ったアドバイスをハルカに与えますが、ハルカは親身のアドバイスと誤解します。
ハルカは順当に予選を通過します。
あらすじ「熱闘!グランドフェスティバル!!②」 §
サトシ達は、ロケット団にリボンなどを奪われたトンペイに出合います。
ムサシは、トンペイに変装して出場しようとしますが、ジュンサーに逮捕されそうになり、逃げ出します。
ハルカは、ハーリーの誤ったアドバイスを真に受け、ステージ上でピンチに陥ります。しかし、予想外の技をエネコが出したことで混乱し、ハーリーのアドバイスに反する行動を取らざるを得なくなり、何とかぎりぎりで通過します。
シュウはハーリーがハルカを騙していたことを見抜き、ハルカにもそれを伝えます。
ハルカ対ハーリーのバトルとなります。
あらすじ「決戦!グランドフェスティバル!!③」 §
ハルカ対ハーリーのバトルはハルカが勝利します。
ロケット団はロバートを狙いますが、たまたま通りかかったサトシが阻止します。ロバートは、ユキワラシにアドバイスし、ロケット団の攻撃を受けたユキワラシはオニゴオリに進化します。
ハルカ対トンペイは僅差で、ハルカが勝ちます。
ハルカ対シュウは、シュウの勝利となり、ハルカはベスト4進出できませんでした。
決勝はロバート対シュウとなり、シュウは敗北します。
その夜はパーティーが開かれます。
ハルカは食べ過ぎます。
しかし、ロバートもシュウもパーティーに出ずに特訓していました。
特訓するシュウに気付いたハルカは、トップを目指す熱さを知り、自分もそこを目指すという目標を持ちます。
感想 §
いい、いいよ~~~~。
好きですね~。
正直、今日のポケモンは、「え~、2時間も見せられるの? 退屈しちゃうよ~」などと思っていました。
その印象は、「おどるポケモンひみつ基地」の間も続いていました。既に見た映画だしね。
しかし、本編が始まると徐々に見る態度に真剣さが増えていって、「開幕!グランドフェスティバル!!①」が終わる頃には、画面から目が離せません。
今回、特に素晴らしいのはシュウですね。シュウがハルカを認めていて、愛ある思いやりの視線を投げていることは間違いありません。そして、今回のハーリーは、シュウがハルカに注意を向ける切っ掛けを作るために登場したと言っても過言ではありません。ハーリーが、ハルカを陥れようとしていることなど、シュウには最初からお見通しでしょう。だからこそ、ハーリーをじっと監視して、ボロを出すのを待っていたのでしょう。
特に、シュウのハルカへの愛を感じさせるのは、初めてコンテストに出すポケモンを、対ハルカ戦で出したこと。まさに、ハルカだからこその選択でしょう。
そして、全力でハルカを倒したことも、やはりシュウの愛の一部でしょう。勝たせることだけが愛ではありません。むしろ、価値ある素晴らしい敗北を経験させることが、シュウからハルカへの愛です。
そして、そのシュウも、決勝では敗北してしまいます。
このパターンは、サトシの身に起こったパターンと同じですが、やはり良いものですね。
敗北を重ねることは人が成長することにつながります。敗北した後、自分のポケモンをいたわるハルカの態度が成長ぶりを示していると言うだけではありません。今回のハルカは、たとえ負けても観客から声援を受けることができ、爽快な体験であることを学びます。まさに、勝敗は別として「また来たい!」と思わせるに十分でしょう。また来て頂点を目指すのです。
そして、優勝者にならないということは、優勝という目標を抱き続けることが可能になることを意味します。それも大きな価値です。
それはさておき、審査員のジョーイさんが3人! なんというゴージャスな!
今回の名台詞 §
ママ「やるわねー、マサト」
タケシをあしらうマサトをみて一言。ああ、これは母親の母親らしい台詞ですね。グランドフェスティバルの本筋の話とは別に、こういう部分でさりげなくマサトの話も進行しています。
シュウ「君は今まで何をやって来たんだ!」
ハーリーの口車に乗ったハルカにきつい一言ですね。しかし、それも愛です。まさに、この程度のことでバタバタするようなことは既に卒業したはずのハルカです。