2005年05月03日
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平成17年度 ユビキタス社会を推進する情報基盤の標準化調査研究委員会 委員参画

Written By: 川俣 晶連絡先

 「平成17年度 ユビキタス社会を推進する情報基盤の標準化調査研究委員会」の「ユビキタス情報生成配布技術分科会1 (WG3)」の委員への参画依頼が来ていたので承諾を返送しました。

 このWG3でやるのは何かというと、実はユビキタスは関係ありません。

 送ってきたレターに、こう書いてあります。(閉じていない括弧などは、原文のママ)

③WG3 e-Book等の電子流通コンテンツのスキーマ

- ISO/IEC 19757-3 (Rule-based validation, Schematron)のJIS原案作成

- ISO/IEC 19757-4 (NS-based Validation Disp. Lang.)のJIS原案作成

- Amd.1/19757-2 (RELAX NG, Compact Syntax)のJIS化検討

- ISO/IEC 19757-7 (Char. Repertoire Validation Languageの内容検討

 丸付き数字が「機種依存文字」にならないで自由に書けるUnicode Enabled Systemって素敵!(でもシフトJISで返送するi-mode HTML閲覧時には困ることになる)

 という話はさておき、要するにDSDL関係、つまりXMLのスキーマ言語関係を扱います。

 もっと分かりやすく言えば、村田真さんのお手伝いで下っ端をやりに行くということですね。

 とりあえず、順調に行けば、またいくつかのJIS規格に私の名前が載ることになるでしょう。

 ちなみに、タイトルには「e-Book等の電子流通コンテンツの」と付いていますが、おそらくe-Bookの話も電子流通コンテンツの話もほとんど出ないでしょう。これらの標準は、もっと遥かに汎用的なもので、全XML利用者に意味があるものです。

位置づけ §

 「ユビキタス社会を推進する情報基盤の標準化調査研究委員会」は、財団法人日本規格協会の下の情報技術標準化研究センターの下に位置するそうです。WG3は、更にその下となります。