謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の炎魂の感想。
サブタイトル §
第21話 『 スワロウテイル 』
あらすじ §
ヤマトはツバメのことが心配で、挨拶しているジンベエに気づきません。
ジンベエは、勝手に復讐に燃えてヤマトを襲いますが、ことごとくヤマトは気づきません。
ツバメは、(鳥の)ツバメに導きで、洞窟の中に入り込みます。そこで、幻影の自分と戦います。そして、真の敵とは自分自身の心と気づき、自分に打ち勝ちます。
そして、その場所にはストライクショットがありました。
感想 §
凄く面白かったのは、洞窟の中でのツバメの戦いです。
最初、ツバメは、(幻の)凶悪な形相のダークツバメと向かい合います。
しかし、ダークツバメがハジャに姿を変えた後、ツバメ本人の表情がダークツバメになってしまいます。それまで、彼が見る相手がダークツバメであったのに、いつの間にか自分自身がダークツバメになってしまう演出の面白さ。これは魅力がありますね。
もう1つ、面白いのはやはりジンベエの復讐です。これだけ頑張っているのに、ヤマトは気づいてもいない、というのが可笑しいですね。
間違って襲うミエとリエナの寝室というのも良いですね。
そして、真夜中に女の子から逃げ回るガンノス。色気がある良い話ですね。
今回の名台詞 §
ツバメ「真の敵とは自分自身の心」
そう。これは、ツバメの心の戦いのドラマであるからこそ、見る者の心に届く何かがあるのだと思います。
今回のサブタイトルの元ネタ §
スワロウテイルとは、スワロー(swallow=ツバメ)+テイル(tale=物語)という構成と読むことができ、つまりツバメの物語であると解釈できます。そして、今回は人のツバメと、鳥のツバメが登場するので、どちらと解釈するかで、2種類の解釈があり得ます。どちらと解釈しても良い話ですね。
が、しかし、スワローと表記することが多いツバメを、スワロウと表記しているのは少し特徴的です。
実は、他のエピソードと同様、スワロウテイルとは映画のタイトル。岩井俊二監督の何やら凄そうな映画ですね。見たことはありませんが、少し見てみたくなりました。