2005年06月05日
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けして褒められない、力に力をぶつける筋の通し方を使うことが海賊の証!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

#234 仲間救出!殴りこみフランキーハウス

あらすじ §

 ウソップは、フランキー一家に殴り込みますが、逆にぼこぼこにされて捨てられます。

 ルフィ達は、ウソップが生きていることを確かめると、フランキー一家に殴り込みます。しかし、盗まれた金はフランキーによって持ち出された後でした。フランキーは、金を持って海列車に乗ります。

 ルフィ達は、フランキーの子分達を叩きのめします。

 ルフィは、ゴーイングメリー号と分かれることを決意します。

感想 §

 フランキー一家のやったことは、けして褒められたものではありません。

 つまりは泥棒です。

 しかし、海賊から奪うという行為は、それを犯罪であると告発する者が存在しません。なぜなら被害者である海賊は、法による保護の対象ではないからです。(まあ、法の内容にもよるけれど)

 では、法による保護を受けられない海賊は、フランキー一家の海賊行為に対してどのような対処を為し得るのか。

 その答えは、幾つか考えられます。たとえば、泣き寝入りというのが、1つの選択です。しかし、これは好ましい選択とは言えません。盗まれても泣き寝入りするという評価が定着すれば、繰り返し盗まれることが明らかだからです。では、どうすれば盗難の繰り返しを防止できるのか。それは、圧倒的な暴力です。圧倒的な暴力によって、盗んだ者を叩きのめすという選択を取れば、手を出すのはやばい相手だということになり、再発の防止になります。

 暴力による仕返しというのは、けして褒められることではありません。いろいろな意味で。しかし、海賊である彼らには、そもそも多くの選択肢が残されていません。

 そのような点で、ルフィ達の行動は合理性があると言えます。

 とはいえ、彼らがそのような合理的な動機で行動したとも言えません。ボロボロのウソップを見て、本能的にそのような行動に出たという雰囲気が強いように感じられます。あるいは、本能的に海賊が取るべき行動を分かっていた、と言うことができるかもしれません。

 という話はさておき、正しくはない行動であることが明らかであるにもかかわらず、仲間のために暴力行使に踏み出すルフィ達の態度は、見る側の心を熱くさせますね。

今回の一言 §

 一人、ゴーイングメリー号と分かれることを決意するルフィの気持ちがグッと来ますね。

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