2005年06月07日
トーノZEROアニメ感想勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIUS GATHERING total 4467 count

我らの勇者王が、よりによって破壊神となって、創造神と戦うという逆転ドラマ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のGGG FINALの感想。

サブタイトル §

第9話 我が名はG(ジェネシック)!

あらすじ §

 ソール11遊星主は、Gクリスタルを襲撃し、ギャレオンとフュージョンしようとします。

 しかし、ガイがそれを妨げ、自らがギャレオンとフュージョンします。

 命は、謎の声に導かれてクリスタルを叩き、ファイナルフィージョンをドライブします。しかし、致命傷を負ってしまいます。

 ファイナルフィージョンしたガイは、ジェネシックガオガイガーとなります。

 無限に再生され続ける創造神であるソール11遊星主に対して、破壊神ジェネシックガオガイガーは戦います。

 それに対して、ソール11遊星主達もフュージョンし、多数でジェネシックガオガイガーを取り囲みます。

 そこに、本来の自分を取り戻したGGGが応援に駆けつけます。

感想 §

 これは面白い!

 物語は、破壊神と創造神の戦いへの収束していきます。

 ここで実に面白いのは、我らが勇者王、エヴォリューダー・ガイが破壊神の側に立ち、しかもソール11遊星主への破壊宣言まで行うところです。

 普通なら、主人公は創造神の側に立つものでしょう。しかし、そうではありません。勇者イコール破壊神というのは、とてもドキドキさせられる逆転価値観の世界です。

 しかし、それに根拠がないわけではありません。

 破壊とは再生のための第1歩。

 つまりは、良き未来のためのステップであると考えることができるからこそ、勇者は破壊神になれるわけですね。

 映像的には、黒い直方体が、ジェネシックガオファーによって破壊される描写が面白いですね。爆発するのではなく、丸くなってリンク状の残骸に分かれて消滅します。何かとても不思議なものを見ているようで、魅入られてしまいます。

 それはさておき、このEDの歌は凄く良いですね。このムードは、とても好きです。

今回の名台詞 §

ガイ「勇気ある誓いが、肉体の常識を越えたんだ!」

 まさに精神が問題にされるドラマですね。

 肉体の常識を越えた信念による行動は、ある意味でスペース1999的でもあります。