愕然とするほど読みでのないコミックですね。
同じことが繰り返し書かれているし。(連載マンガである以上はやむを得ませんが)
しかし、やめられない、クセになる要素は確かにあります。
徹底的に練られたイカサマの進行。
突然入り込んでくる予定外の男。
そして、主人公自らが、対戦相手の悪党以上の悪党として、彼の持つ金を奪い取る気で居るというある種の爽快な開き直り。
結局のところ、本質的に面白いのはギャンブルではなく、それを行っている人間ということだと思います。ギャンブルのテクニックの話だけなら、おそらくは繰り返し読みたいとは思わないでしょうね。