謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のワンピースの感想。
サブタイトル §
#235 月下の大喧嘩!哀しみに翻る海賊旗!
あらすじ §
ゴーイングメリー号を乗り換えると言うルフィの言葉に、ウソップは衝撃を受けます。
二人は、口論します。
ウソップは、ルフィ海賊団を抜けると宣言します。
そして、ルフィにゴーイングメリー号を掛けて決闘を申し入れます。
告知された夜の10時、ウソップはゴーイングメリー号の前に現れます。ウソップはルフィを倒す算段は付けてきたと言います。
感想 §
つらい話ではありますが、同時に凄く良くできた面白い話でもあります。これほど凄い話が見られるとは、やはりワンピースは凄い!
一言で言えば、海賊船の船長とは何かということが問われる内容ですね。
船を乗り換えると言うことは、あくまで船長の決断ということであり、その決断の重責を仲間に背負わせようとはしません。その態度が、ある種の余所余所しさを生み出し、ウソップを激怒させてしまった面があるでしょう。しかし、たとえそうであっても、その重責を一人で背負うというのがルフィのやり方なのでしょう。それは間違いではありません。彼は、船長というものが何であるかを分かっています。
しかし、そのルフィであっても、失言をしそうになり、サンジに蹴り飛ばされます。
ここで蹴り飛ばしてくれるサンジという素晴らしい仲間を盛っていることも、ルフィのリーダーとしての価値と言えるでしょう。
そして、ウソップも素晴らしい仲間の一人です。そのことは、ルフィも良く分かっていて、ウソップは馬鹿じゃないと言います。
何と素晴らしい船長であるか。
一方で、他の仲間達が、ウソップとルフィの対立を横で見ている表情のつらさ、というのもありますね。
そして、ビジュアル的には、夕暮れの赤い光に満ちた世界で話が進むところが印象的ですね。しかも、決闘は夜の10時となり、またムードが変わります。さすがです。
今回の名台詞 §
ウソップ「俺と決闘しろ」
さすがウソップ。それだけの台詞を言える男が、ルフィ海賊団について行けないわけがありません。