ご注意! 以下の情報は個人的な思いつきを書き留めたものであり、正しいものではない可能性があります。
30という数字 §
オーシアは何隻の空母を持っているのでしょうか。
その疑問は、ケストレルへの発着艦ミッションで艦橋に30という数字が描かれているのに気づいたときに発生しました。アメリカの空母のようなスタイルなら、この30とは空母のナンバー(CV-30)を示し、オーシア海軍は過去に30隻以上の空母を少なくとも書類の上で所有したことになります。
しかし、いくら退役したものや、番号を割り当てたものの完成に至らなかった艦を含むとはいえ、30隻は多すぎるという気もします。
3隻の空母 §
MISSION 05『第三艦隊集結』の段階では、ヴァルチャー、バザード、ケストレルの3隻が登場します。
このミッションのブリーフィングを聞くと以下の話題を聞けます。
- ユークトバニア電撃戦の唯一の瑕疵は、 我が軍の空母をすべて打ち漏らしたことである。
- 本日1500時、イーグリン海峡に、オーシア第3艦隊の 空母が集結する。
- 集結するのは、ヴァルチャー、バザード、 先のセント・ヒューレット軍港からの脱出に成功した ケストレルの3つの空母である。
(M's AC5 - 台詞資料-Mission 05 第三艦隊集結より)
第4の空母、空母バーベット §
それとは別に、MISSION 26『混迷の海』では、この3隻とは別のオーシアの空母バーベットが登場します。
ユークの空母アドミラル・ツァネフも出てきますが、スキージャンプ台を装備したもので、これはオーシアとは関係無さそうです。
見落としていたもの、それは「第3艦隊」 §
まず、MISSION 05『第三艦隊集結』のブリーフィングをよく見直してみましょう。
ここで、1つ大きな罠があります。
それは、「ユークトバニア電撃戦の唯一の瑕疵は、 我が軍の空母をすべて打ち漏らしたことである」という文章で、全ての空母について言及しているにも関わらず、次には「本日1500時、イーグリン海峡に、オーシア第3艦隊の 空母が集結する」と第3艦隊の空母だけに限定した話題に変わっています。しかし、うっかりとすると、この3隻がオーシアの全ての空母であるような錯覚を感じる可能性が考えられます。
仮に、オーシア海軍が持つ空母の数が3隻だとすれば、歴史上30隻の空母というのは多すぎます。
しかし、オーシア海軍第3艦隊が所有する空母が3隻だとすれば話は変わります。まず第3艦隊が存在すると言うことは、少なくとも3つの艦隊が存在することを示唆します。そして、1つの艦隊に3隻の空母があるとすれば、オーシア海軍では3艦隊×3隻=9隻の空母を持っている可能性があります。もし9隻の空母がオーシア海軍の定数だとすれば、2回の世代交代を行うだけで、空母のナンバーはほぼ30に達します。
つまりケストレルが30番目の空母だとしても不自然ではないのです。
空母バーベットが物語ること、それは何か? §
空母バーベットの存在は、オーシアの空母が3隻ではないことを示します。
つまり、第3艦隊以外の艦隊にも空母があったことを示します。
しかし、ケストレルの前に出現したオーシア空母は、バーベットのみです。他の艦隊にはたった1隻しか空母が配備されていなかったのでしょうか?
そうではないと考えます。
おそらく、ユークとの戦闘で消耗し、数を減らしたのではないかと思います。
つまり、ベルカの思うつぼです。
そう考えると、「飛行機のない空母は お役ごめんです」という名目で、ケストレルを戦場から遠ざけて温存させたアンダーセン艦長の判断力の確かさが光ります。
アメリカ海軍のCV-30 §
空母San Jacinto (サン・ジャシント)がCV-30という番号を持っていたようです。
とはいえ、すぐに軽空母を示すCVL-30に変更されてしまいます。
San Jacintoは1943/11/15に竣工した古い空母で、ケストレルとは全く似ていません。