通常ミサイル封印、つまり機銃とTLSだけ使いFALKENでキャンペーンのクリアを目指す題して「通常ミサイル封印FALKENチャレンジ」を完了しました。
最初は、TLSを封印したFALKENチャレンジを考えていました。通常ミサイルと機銃だけでどこまで戦えるかに挑戦するのも悪くないと思ったのです。しかし、よく考えてみると、たいていのミッションは特殊兵装無しで問題なくクリアできることが分かっているわけだし、逆にMISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』は通常ミサイルと機銃だけでクリアするのは極めてハードなチャレンジになることが予測できました。
つまり、結果がやる前から見えてしまったのです。
これは興ざめ。
しかし、結果が見えない別のチャレンジを思いつきました。それが、通常ミサイル封印のFALENチャレンジです。一見して、強力なTLSが使えれば楽勝のようにも思えますが、なにせTLSは誘導されないため当てるのが難しいしのです。しかも弾数はけして多くないので、多数のターゲットが分散しているミッションでは絶対的に足りなくなります。そこを、機銃と僚機でカバーできるかどうか、それは「やってみなければ分からない」という領域になります。つまり、結果が見えないワクワク感があるというわけですね。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機にFALKENを選べるミッションは自機をFALKENとする
- 自機は通常ミサイルを撃ってはならない。つまり機銃とTLSのみを使う
- 僚機の種類、攻撃指示などは一切制限は無し (この点で過去の様々なチャレンジと条件が異なる。自機の制限がきついので、僚機の制約は取り払った)
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ。通常ミサイルを撃っても良い
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い。通常ミサイルを撃っても良い
- MIR-2000しか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
実はこのチャレンジの半分は銃撃チャレンジであることに気づきました。
TLSの使いどころの判断は難しい!
6発も余らせてしまいました。
MISSION 06『白い鳥I』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
戦車を銃撃で仕留めようとしたらなかなか当たらず手こずってみたり。
B-2Aは遠距離からTLSの一撃で仕留められ、けっこう有利ですね。輸送機も戦車を落とす前に何回かTLSで落とせました。
空戦では銃撃が大活躍。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
FALKEN+F-35C+TYPHOON×2 (ラーズグリーズカラー)
TLS節約のために銃撃を使うと、通常ミサイルほど迅速に多数のホバークラフトとヘリを落とせません。
しかし、2隻の駆逐艦をTLSの1射で一気に沈めたり、シンファクシも素早く沈められるTLSの爽快さは魅力があります。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
空戦はのんびり銃撃している暇はないのでTLS撃ちまくり。
しかし、余裕のある風車は銃撃で仕留めました。
TLSは2発残りました。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
FALKEN+YA-10B×2+TYPHOON (ラーズグリーズカラー)
残弾69 TLS8で終了。
しかしRANK Cで結果が気に入らず。
YA-10Bは適していないのではないかと思ってFB-22でやり直し。
FALKEN+FB-22×2+TYPHOON (ラーズグリーズカラー)
RANK Bで終われたので少しは良くなったらしい。
MISSION 10『見えざる姿』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
セオリー通りE-767撃墜優先。
全機落とそうと思わなければ楽。TLSは6発も残った。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
銃撃もけっこう使ってTLS残り4で終わり。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
FALKEN+YA-10B×2+TYPHOON (ラーズグリーズカラー)
地上目標(歩兵の対空ミサイルを除く)は全て破壊。RANK Aで終了。
そこで終わりにしてしまったけれど、機銃63発TLS4発が残っていたので、もうちょっと粘ればRANK Sも取れたかも。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
FALKEN+YA-10B×2+TYPHOON (ラーズグリーズカラー)
前半戦はTLSをゴージャスに撃ちまくってピケット潜水艦を次々と撃沈。(もちろん全て沈めるのは無理ですが)
後半戦はTLSの一撃+僚機の気化爆弾でリムファクシも瞬殺。TLSを撃ち込んでいる最中に、気化爆弾の爆発が広がるのを見て、「これは哀れだ……」と思いました。最強クラスの攻撃を2つ同時に食らえば、いかにリムファクシと言えど耐えようがありません。
本当は多少手加減しようと思っていましたが、結局一瞬で決着が付きました。それでも割と良いRANK Aになったのは、ピケット潜水艦をチマチマと沈めたおかげなのでしょう、たぶん。
MISSION 14『零下の檻』 §
FALKEN+YA-10B+TYPHOON×2 (ラーズグリーズカラー)
少し空戦で銃撃も使ったけれど、ほとんどTLSでOK!
TLS2発残して、RANK Sクリア。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
FALKEN+TYPHOON×2 (ラーズグリーズカラー)
1回シーゴブリンが落とされて失敗。
TLSの出し惜しみは意味がないと悟って、やり直し。
ミッション開始直後、目の前の敵2機をTLSの1射で撃墜。その後の敵は無視。E-767をTLSの1射で撃墜。ナガセ発見までは、また敵を攻撃せず。ナガセ発見後は、一切のTLSの出し惜しみを行わず、地上対空火器、シーゴブリン周辺の敵機の順で攻撃。あとは、いかにTLSの1射で多くの敵を破壊できるかという腕前の問題となります。
これでミッションクリア成功。RANK Sでした。
もちろんTLSの残数無し。シーゴブリン周辺の最後の1機(遠くには他に敵機がいた)は、TLS切れのため銃撃で追いかけ回しましたが、これは追いかけ回すだけで十分です。シーゴブリンが撃たれなければ良いのです。
MISSION 16B『砂漠の電撃』 §
FALKEN+YA-10B×3 (ラーズグリーズカラー)
僚機に気化爆弾を使わせたかったので、コインは裏を選択してこのミッションを。
1回目のプレイ……。旋回直後に真正面至近距離にいたヘリに撃たれたミサイルで落とされた……。これは不可抗力。
2回目のプレイ……。戦艦の近くのSAMに正面から撃たれて落とされてしまった……。これは銃撃しようと無理に突っ込んだ自分が悪い。
3度目の正直。今度はクリア成功。MISSION UPDATE時には敵が1つも残っていないほどの完璧なプレイ。終了時の残弾は機銃66発TLS4発。でもRANK Aという結果……。
この結果を出せた要点は、僚機の活用です。最大速度で僚機を取り残して先に進まないように速度調整し、それに加えて僚機に先に攻撃させる配慮も価値があります。あとは、気化爆弾が炸裂すれば、多数の敵が一気に消えて無くなります。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
アーケードモードのAREA06_Dを連想させるハードワークでした。
作戦は簡単。ステルス攻撃機を確実に素早く落とすためにTLS10射を温存。残り4射と銃撃と僚機で、それまでの戦いをしのぎます。
チョッパー墜落までに全機撃墜に成功。その時点でTLSは残り1射。
もしかしたら、このチャレンジで最もハードなミッションと言うことになるのかもしれません。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
FALKEN+X-02×2 (ラーズグリーズカラー)
地上の敵は、比較的隣接していたり密集したいたりするので、TLSを効果的に使えれば大きな成果を出せます。
銃撃ももちろん併用。
要塞内で待っている6両の車両は、ロックオン可能になる前にTLSの2射で瞬殺。
TLS4射を残してクリア。
MISSION 18+『8492』 §
FALKEN+X-02×2 (ラーズグリーズカラー)
ベルカ飛行隊全機撃墜成功。そのために僚機をX-02×2にしてクルイーク要塞に出向いたわけですが。
TLS射撃の通常の機動をやっているとベルカ飛行隊に落とされると言うことが骨身にしみて分かりました。当たるまでほぼ直線飛行を続けることになるので。
何回か落とされてリトライしました。
MISSION 19『決路』 §
本筋と関係有りませんが、油断して最初の洞窟内で壁に激突。
情けない。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-14D+F-35C×3 (ラーズグリーズカラー)
本筋と関係ありませんが、いつもは僚機に対空戦闘を任せて対地攻撃に専念するところを逆転させてみました。しかし、これは上手く行きませんね。結局、城の中庭に敵戦車が貯まっていき、空戦の合間にそれを叩きに行かねばなりませんでした。
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
FALKEN (ラーズグリーズカラー)
TLSのかわりにカメラで撮影。超低空高速飛行に不安のない機体なので、特に問題は無し。
MISSION 22『封印』 §
FALKEN+YA-10B+TYPHOON×2 (ラーズグリーズカラー)
クリアするだけならTLSの1射で終わるFALKENには楽勝のミッション。
とはいえ、そんなに色気のないことはしません。
銃撃とTLSでちまちま地上ターゲットを破壊。岩盤周辺の何回も出てくるSAMを除き、全ての地上ターゲットを破壊した時点で、そのままTLSで岩盤を撃ち抜いてミッションクリア。TLS残り6射。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
FALKEN+FB-22×3 (ラーズグリーズカラー)
おそらくは、通常ミサイル抜きのクリアが困難なミッションの1つと予測しました。なぜかといえば、分散したヘリとガンボートを全て撃破しなければならないにもかかわらず、上空の敵戦闘機から狙われる関係上、のんびり照準を付けて低速で銃撃できないためです。通常ミサイルが使えれば、撃ってから回避機動に入っても、まず当たります。オヴニルとの空戦も、通常ミサイルを使う前提でこれまで攻略を練ってきたものです。
少なくとも、銃撃でオヴニルを4機落とすのはかなり難しいので、通常ミサイルが封印されたプレイではTLSに頼るしかありません。
というわけで、以下の作戦を立案。
- TLSは可能な限りオヴニル戦のために温存する
- 自機はできるだけ銃撃主体でヘリとガンボートを撃破する
- ヘリとガンボートの撃破には僚機の活躍に期待する
僚機に期待する意味で、FB-22を彼らに割り当てました。でも、あまり活用してくれていない感じです。
最初のプレイは実はのんびりしすぎて、オヴニルが登場する前に時間切れ。これは初めての経験かも。
銃撃オンリーでは厳しいと悟り、少しはTLSを使って素早くヘリとガンボートを撃破する作戦に転換して、再トライ。
その結果、クリアできました。
残り機銃347発TLS8射でした。
かなり余裕のある結果になっていますが、これはオヴニルの行動パターンを全て掌握しているスキルが有ればこそ。どこで撃てば当たりやすいかが分かっているので、それまで撃たないでじっくり待ったりしています。たぶん、誰がやっても同じ結果にはならないでしょう。
MISSION 24『白い鳥II』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
あらゆるターゲットは出現直後にTLSで瞬殺。
まさにTLSが使えるだけで難易度が劇的に下がる典型的なタイプのミッションですね。
ごくあっさりとRANK Sクリア。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
FALKEN+MIG-1.44×3 (ラーズグリーズカラー)
もしかしたら、通常ミサイル封印FALKENチャレンジでいちばん面白いかもしれないミッションです。
僚機にたっぷり働いてもらうつもりで、対地、対空のどちらにも通用して、かつ、対地範囲攻撃できる特殊兵装を持っていることを条件にMIG-1.44をチョイス。
グラーバク相手の空戦は僚機に頼るとして、TLSは対地攻撃に投入すると決断。もちろん、銃撃も多用し、TLSは密集した地上目標群にのみ使用します。
ただし、耐久性の高いAC-130を銃撃で落とすのは大変なので、これはTLSで落とすことにしました。
さて、開始したら銃撃、銃撃、銃撃。たまにTLSというペースで進みます。まさに順調。進路選択は3回とも近道を選び、最も激しい抵抗を突破。
それでも、TLSは割と多く残っていてグラーバク相手に撃ちまくり。
結局、グラーバク4機のうち3機はTLSで落としました。最後の1機は、TLSを当てる前に僚機が落としてしまいました。
残り機銃285発TLS1射でした。もちろんRANKもSです。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3 (ラーズグリーズカラー)
特にコメントは無し。いつも通り。
MISSION 27『ACES』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
予想ほどきつくありませんでした。
TLSで効率よく地上の敵を殲滅。高射砲塔は1射で5つぐらい仕留めました。うーん、爽快。
もちろん戦車とオイルタンクは銃撃で破壊しました。
敵機は僚機がかなり仕留めてくれました。
強いて難しいのはトンネル内のSOLGコントロールの破壊です。TLSで撃てば良いのですが、誘導されないので自力で当てねばなりません。
というわけで、予想外に全ターゲット破壊も達成し、RANK Sでクリア成功しました。
それはさておき、PS2のDVD読み込みの調子が悪くなってピンチ!
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
FALKEN+TYPHOON×3 (ラーズグリーズカラー)
予想以上に楽に終わりました。
オヴニルとグラーバク相手の戦闘もTLSを使って短時間で決着。
SOLGに至っては、攻撃可能な高度に下がった直後にTLSを撃ち始めたら、すぐにバラバラになってミッション終了。
全体の感想 §
FALENが持つTLS14射の実力は、予想以上に高いと感じました。たかが14射ではありますが、上手く使えば驚く成果を出せます。
逆に機銃の800発は、節約を心がけないとすぐ無くなる、とも感じました。このチャレンジでまた銃撃の腕が上がった気がします。