2005年07月12日
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「XML勧告を理解するために必要な外部の文書」が@IT XML & SOAフォーラム月間ランキングで第2位

Written By: 川俣 晶連絡先

 @ITのメルマガ「@IT先週の人気記事 - 2005/7/11 1ギガ、「現時点ではそんなもん不要」なのか?」によると、「◆@IT XML & SOAフォーラム【月間ランキング - 2005年6月分】」の第2位に、拙著の【XML勧告を理解するために必要な外部の文書】が入っていました。

★第2位★★★★★★★★★

【XML勧告を理解するために必要な外部の文書】

やさしく読む「XML 1.0勧告」(34)(2005/6/3)

http://www.atmarkit.co.jp/fxml/rensai/w3cread34/w3cread34_1.html

UFOとは異なるUFO現象という問題 §

 今回の内容には、UFOが出てきます。

 UFOの話を長々と書くことに関しては、迷いや不安もありました。

 こんな不謹慎な話を書くとはけしからん、と思われるのではないか、等々。

 しかし、書いてしまいました。

 読者から見れば、最初から最後まで堅いだけの文章では読み通すのが辛いと思うので。

 本文中では、UFOが実在するかしないかいう見解は示さないようにしました。これは、私がUFOを見る視点が、UFOではなくUFO現象にあるからです。UFO現象とはつまり、UFOを見たと主張する人達が次々と出てくる現象を意味します。このような人達が実在することは事実であり、UFO現象は実在します。UFOの実在は検証できませんが、UFO現象の実在は検証でき、客観的に存在が立証できます。

 とはいえ、では私がUFO現象に強い興味を持っているのかというと、そうでもありません。UFOの問題を「宇宙人(あるいは地底人、古代人、未来人)の乗り物である円盤形の飛行物体」として捉えるのではなく、それを見る側の人間の問題として捉える視点を得たのは、物好きにもコリン・ウィルソンのミステリーズを読んでいた20年も前の話なのです。それ以来、その問題を熱心に考えたことはほとんどありません。

 とはいえ、XMLが扱う問題領域の性質と、UFO現象という認識の相性は良いような気がします。それに気付いたので、例として使ってみたというわけです。

 逆に言えば、UFOの問題を「宇宙人(あるいは地底人、古代人、未来人)の乗り物である円盤形の飛行物体」として考えること「しか」できないなら、XMLが扱う問題領域に踏み込むことは難物になる……かもしれない……と言うことができる可能性はあり得ます。