謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のワンピースの感想。
サブタイトル §
#243 仮面を取ったCP9!その驚きの素顔
あらすじ §
アイスバーグはロビンに対して会いたかったと告げます。
彼は、ロビンがポーネグリフを解読し、古代兵器を復活させることができるため、彼女を殺そうとしていたのでした。
アイスバーグは、万一古代兵器が復活したときに対抗するために、古代兵器プルトンの設計図を託されていました。
パウリーはその設計図を奪われますが、それは偽物でした。
ルフィは建物の間から脱出してアイスバーグの家に入り込みます。
そこで、パウリーと一緒に捕らえられます。
パウリーは自分の誤解を詫び、一緒に戦ってくれとルフィに頼みます。
CP9は正体を明かします。それは、ガレーラのルッチ、カク、秘書のカリファ、酒場のブルーノでした。
感想 §
倒れていたカク。実は鼻が貼り付けられた偽物という描写が凝っていますね。やられたふりをして、仮面を被って行動していたわけですね。
しかし、今回で最も良いのはロビンです。アイキャッチのロビンバージョンも最高です。それだけでなく、アイスバーグとの会話も素晴らしいですね。アイスバーグの危惧をロビンは正しく理解しています。ですが、ロビンはアイスバーグが考えるほど単純な人間でもありません。ロビンには、歴史マニア、歴史馬鹿という側面もあります。それに加えて、まだ何か奥行きもありそうです。そこまで思い至ることができないアイスバーグには問題なしとは言えないかもしれません。また、そこまで思い至ることができないアイスバーグだからこそ、部下に多数のCP9を入れてしまうというミスを犯したと言えるかもしれません。
更に感想 §
しかし、俄然物語の勢力構造が面白くなってきましたね。
あまりに強いガレーラの職長達が正義の側で頑張っていれば、ルフィ海賊団の出番はあまり考えられません。しかし、職長達の多くがCP9だったとすれば、ガレーラとルフィ海賊団が共闘し、CP9に対抗するという構図に説得力が生じます。
実際、あのパウリーがルフィに対して一緒に戦うことを頼むシーンは、本当に泣かせます。なにせ、あの単純馬鹿のパウリーが自分の意見を訂正して頼むのですから。
今回の名台詞 §
アイスバーグ「作戦にはまったのはおまえらの方だ」
確かにその通りですが、彼らの命が風前の灯火という状況は変わっていません。なかなか泣かせる勝利ですね。