もっとも重要な時に限って、どういうわけかミルモの捕獲に成功するワルモ団!?

　謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

　今日のミルモの感想。

サブタイトル §

第21話　「楓の願い、ミルモの想い」

あらすじ §

　ミルモは、別れに関する楓の記憶を消します。

　楓は結木から告白され、両思いのカップルとなります。

　ミルモは立ち去ろうとしますが、どうしても別れの一言を言いたくなります。まだ僅かに時間が残っているので、楓を探します。しかし、ワルモ団に邪魔をされて時間を無駄にします。

　結局、楓を発見した瞬間に時間が来て、マグカップとミルモは消滅してしまいます。

感想 §

　実は、南楓と結木のドラマは、前回で既に終わっています。

　今回の主役は、一人で楓に知らせずに去ろうとするミルモであり、失恋を噛み締める安純、松竹、森下、住田らの話でもあります。

　もっとも、森下と住田は、そのまま仲良くなってしまいそうな状況ですが。

　そして、彼らを取り巻く妖精達。特にヤシチのドラマが凄いですね。

　自らの体を石に変えてまで願いを1つ叶える魔法。しかし、安純は躊躇わず、その願いを使ってヤシチの体を元に戻します。泣かせる良い話ですね。

　もちろん忘れてならないのはワルモ団です。

　この状況で、急ぐミルモの邪魔をし、ミルモの捕獲に成功してしまいます。そして、ミルモをさんざんオモチャにする彼ら。

　ワルモ団の魅力はこのあと発揮されます。ミルモの涙に心を打たれ、彼を解放するワルモ団。しかし、解放した直後にミルモのケツアタックで飛ばされてしまいます。うーん素晴らしい。この甘さがワルモ団の魅力です。

今回の一言 §

　それにしても、くっついてしまうのか。住田と森下!

　いや、確かにこの二人はとても良い子達であり、互いに相手を選択することは間違いなく「人を見る目がある」と評価して良い状況です。

　しかし、この展開では、やはり敗者の後ろ向きのカップルという印象が残ってしまうのが残念。