2005年09月26日
トーノZEROアニメ感想B-伝説! バトルビーダマン 炎魂 total 3302 count

メイドにチアガール、萌え系記号満載でオタクも大満足のエピソード!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の炎魂の感想。

サブタイトル §

第38話 『ドラゴン危機一髪!』

あらすじ §

 ヤマトは、ステルスドライブ弾の暴発により、身体が傷ついていました。彼のマシンも傷ついていました。

 そこで、ウェンとリーは、自分たちがヤマトに代わって戦おうとします。

 B-デウスのマーキナは、不安定な吊り橋の上で彼らを待ち伏せします。

 B-デウスのカメラを破壊した上で、ウェンとリーはヤマト達を先に行かせ、自分たちがマーキナと戦います。

 マーキナは、ウェンとリーの技を不安定な足場で封じた上でリーを倒します。

 しかし、ウェンは、自分とリーのマシンを合体させ、足場に関係ない空中から発射する新技で勝利します。

 吊り橋を渡ろうとするウェンとリー。

 しかし、待ち伏せていたハジャが、吊り橋を破壊します。

 ウェンとリーは何とか助かるかに見えましたが、ハジャがとどめを刺します。

 それを見たアキュラスは怒りに満たされます。

 一方、先行したヤマト達は、B-デウスの本拠が見える場所まで到達します。

感想 §

 今回の最大の見所は、やはりジンベエでしょう。

 なんとメイド服を着てハジャのために奉仕していたかと思えば、いつの間にやらフェレスにも使われ、ボスマスターにはお茶を差し出してご機嫌取り。

 あの悪辣な性格のジンベエが、ここまで卑屈になるとは面白い展開ですね。

 それにしても、ジンベエが着るメイド服は、もちろん女性用。つまり女装ということですね。実に危なくて、ドキドキいや~んな展開です。

 一方、ハジャの女装好きも忘れてはいけません。第1話から既に、女装して「きゃ~、ハジャさま、素敵~」などと自分に声援を送っていました。今回も、ちゃんとチアガール姿で盛り上げてくれますね。

 さて、さりげなくポイントが高いのは、ジンベエにTVのチャンネルを変えさせるハジャのシーンです。つまり、ここで登場するTVは、リモコンが無く、ガチャガチャと回転するつまみでチャンネル切り換えを行う古いタイプです。すぐにチャンネルの接点が悪くなって、映りが悪くなるタイプですね。そこが、中年のおじさんにはとても気持ちよく見られたところなのですよ。と、ピンと来ないであろう年若い炎魂ファンの少年少女達への説明を付け加えておきます。

 さて。もう1つ「おっ!」と思ったのは、珍しくワンセットで行動しないエクウスとフェレスです。ハジャに任務を伝えに行ったのは、フェレスだけです。女の子がたった一人で、ハジャと女装メイドのいる部屋に行くというのは、それだけでドキドキする感じがあってナイスですね。それによって気付いたことは、エクウスとフェレスは持ち味が似ているために、二人一緒になると互いの個性を殺してしまうことです。しかし、フェレス一人だけが出てくると、フェレスの味というものが非常に良く見えてきます。

今回の名台詞 §

ジンベエ「どぼじてぼくがこんな目に」

 この台詞。そして、涙が振り子のように揺れてぶつかるのは、「いなかっぺ大将」の大ちゃん?

 ちなみに、ガンノスを巡る女の子達の名前がハナちゃんとキクちゃんというのも、ガンノスの語尾が「だす」なのも、「いなかっぺ大将」へのリスペクトでしょうね。

ジンベエ「れれれのれ~」

 掃除をしながらこの台詞は、天才バカボンのレレレのおじさん。

ハジャ「びっくりどっきりメカはっしん」

 これはヤッターマンの台詞ですね。

 これらは、なかなかネタが古くで、中年のおじさんは大喜びです (笑。

今回のサブタイトル §

 ドラゴン危機一髪!のドラゴンは、暗に戦う中国人を示す言葉であり、つまりウェンとリーです。それが危機一髪になるということを意味しているわけですね。

 しかし、これも映画のタイトルです。有名な、ブルース・リー主演のカンフー映画です。