Written By: 川俣 晶
良く分からないのですが、以下のような問題に遭遇したのでメモっておきます。
Windows XP SP2 (Pentium 4/1.5GHz)のマシンにて発生。Windows Updateにて全てのパッチは当てています。その他、多くのソフトのインストールとアンインストールを繰り返していて、ファイルやレジストリはかなり「汚れている」と思われます。
ただし、全てのマシンで起こっているわけではありません。現象を確認しているのは、特定の1台のみです。
MS05-052: Internet Explorer の累積セキュリティ更新プログラムをアンインストールすることで、上記の問題は全て解決されました。
考察と言っても、ほとんど分かることはありません。
ただ、現象を見ていると、どうやら全てInternet Explorerに関係しているように思えます。Outlookも、Norton AnthVirusも、ユーザーインターフェースの構築にInternet Explorerのモジュールを使用しているように思われます。
少なくとも、MS05-052のインストールによって、動作に決定的な非互換性が生じていることは間違いないと思います。
そこで問題になるのは、何がその非互換性を引き起こすトリガであるのか、です。全てのマシンで発生していない以上、現象を発生させる場合と発生させない場合を分ける条件があるはずです。言い換えれば、発生のトリガとなる何らかの条件があるはずです。
しかし、このマシンは上記のように、かなり「汚れている」状態で、それについての推測は手に負えない状態です。
これで半日ぐらい、時間が無駄になりました。とほほです。
しかし、3日潰れなかっただけマシと思うべきか?
いずれにしても、この環境はクリーンインストールからやり直さないと駄目かな。
KB909889に記載された問題でした。ここに書かれた手順で復旧しました。
機械翻訳版: ActiveX コントロールは、奥行きが累積セキュリティ更新プログラム 896688(MS05-052)に導入される変更されたことに防御のため、 Internet Explorer での期待どおり読み込まれないことがあります。
原文: ActiveX controls may not load as expected in Internet Explorer due to defense in depth changes introduced in cumulative security update 896688 (MS05-052)
しかし、.regファイルの以下の記述の意味が分かりません。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\CLSID]
@="{0000031A-0000-0000-C000-000000000046}"
特にCLSID\CLSIDと同じワードが繰り返されているところが分かりません。
これで直ったので、意味はあると思いますので、時間があったら調べてみよう……。と、そんな時間があるわけ無いのに一応書き残してみる…… (汗。