2005年11月04日
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開始早々、いきなり夢落ち! 素晴らしい早起きはやはり夢の世界であるというのか!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のオトメの感想。

サブタイトル §

第5話「学園と制服とあたし♪」

あらすじ §

 アリカの制服が、いかがわしい店で売りに出されるという事件が起きます。

 アリカは学費のために売ったという疑いを掛けられます。

 アリカには、謎の人物から援助の申し出が行われますが、アリカは信じられません。

 ニナの言葉にやる気を出したアリカは、クラスメートと共に、真相を調べるために外出します。

 アカネの友人から情報を得た彼女らは、マシロの猫であるミコトが犯人であるという説を主張し、アリカは無罪となります。

 しかし、ナオとニナは、事件の真相を独自に突き止めます。アリカのクラスメートが意図的に学校外に持ち出し、男に売らせたのだと分かります。

 クラスメートには更に黒幕(クラス委員)がありましたが、まだ誰もそれに気付いていません。

 アリカは援助の申し出を受けることを決断します。

感想 §

 来た来た来た~~~っ!

 いきなり夢落ち!

 素晴らしい学園生活の始まりに、サッと目覚めるアリカという「当然期待されるシーン」で始まると見せかけて、実はそれは夢。本人は、まだぐっすり寝ていたという。この意外性は面白いですね。ハッとさせて、作品に集中させられます。

 今回のドラマは、というか全体を通してかもしれませんが、常に二重三重のドラマが進行します。そこが面白いですね。

 たとえば、制服事件の真相は、アリカ達が明らかにした真相の他に、ナオとニナが暴いたもう1つの真相があります。ところが、それで終わりかと思いきや、実はナオとニナも察知していない黒幕も存在しています。

 この状況から、実はナオとニナは必ずしもアリカの敵ではないことが分かります。それにも関わらず、ニナはアリカに対して、けして融和的な態度を取りません。ここにも二重性が見て取れます。

 そして、現れる謎の「足長おじさん」。アリカがその正体を知らないのと同様、学園長達も分かりません。おそらくそれはウォン少佐でしょうが、彼は自分の上司であるナギにもそれを黙っています。それゆえに、ナギとウォンはいつも一緒にいるにも関わらず、ナギの言動とウォンの言動は意味や意図が食い違うという二重性が発生します。アリカのパトロンになろうとするナギを止めるウォンの態度は、このような二重性のさりげない発露と言ったところでしょう。

更に感想 §

 マキマキさん、可愛いですね。

 しかし、ストレートに喜怒哀楽が出てくるマシロも素晴らしい!

 二重三重に込み入っていて、真意を隠している人物が多いこの作品の中で、マシロのスカッとするストレートな態度は、見ていて本当に気持ちが良いですね。

 裏表のない者達と、裏のある者達が噛み合って、非常に良いムードになっていると思います。

今回の一言 §

 いかがわしい店の名前が「バックステージ」。演劇を連想させるこの店名は、やはりこの作品が強く宝塚を意識しているという間接的な表明なのでしょう。きっと。

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