この本は、感想を書くのが非常に難しいですね。
何となく面白く読み終わっても、具体的に何が書かれていたのか、会計の知識がないのでうまく説明できません。
しょうがないので、言葉で容易に説明できる部分を書くと。
まず、会計の専門用語で女の子を口説こうとするシーンが笑えて良いですね。これは、どこの世界でも、専門用語のある世界に通用するネタでしょう。
それから、表紙がいい!
ある種の堅さと色気と爽快さがありますね。
特に、帯の下に隠れている倒れたくずかごがいい味を出しています。
ちなみに、巻末の角川文庫の宣伝を見ていて、大塚英志や保阪正康の本に読みたいものがいくつか……。でも、それは見たかったことにしよう。