Written By: 川俣 晶
思わず読まされてしまう面白さがありますね。
その面白さは、ギャンブルの面白さと言うよりは、人間の面白さです。
完璧な計画を立てて挑んだ1玉4000円のパチンコ勝負も緊迫感がありますが、それに負けたおっちゃんが、明らかに不可能な競馬に残った金を突っ込もうとする描写などが引き込まれますね。これは、限界を超えてしまった人間のドラマです。
というわけで、カイジのパチンコ勝負の決着が付く次の1冊も読みたいところです。