SU-37だけで飛ぶターミネーター・チャレンジが終わりました。目的は、最強戦闘機を確かめるためのTYPHOONとの乗り比べです。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にSU-37を選択できるミッションは、SU-37を使用する
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・SU-37 §
SU-37は、非常にバランスの優れた飛ばしやすい機体だと感じました。対空戦闘に使って強いのはもちろんとして、低速での対地攻撃もスムーズにこなせます。変なクセもなく、どのように飛ばしてもそれにパワフルに応えてくれます。ストレスの少ない戦闘機と呼んでも良いでしょう。誰が飛ばしても、素直に対応すると思います。
ビギナーがより上の成果を目指して飛ぶ場合は、有力な候補として自信を持って推薦できます。
感想・SU-37とTYPHOON・どちらが強いか? §
さて、本題です。
SU-37とTYPHOONで、キャンペーンをクリアするまで乗ってみたわけですが。
結論を述べるなら、絶対的な優劣は付かないという留保を付けつつ、乗りこなせるならTYPHOONの方がやや優越していると思いました。
その理由は、以下の2点にあります。
- 素早く敵機を始末するにはXLAAの方が有利というケースが多いと感じられる
- 速度が速いので、より多くの敵を攻撃するチャンスを得られる
前者は、XLAAとQAAMのどちらが有利かという問題と言っても良いわけですが、実際にプレイしてみて、XLAAが有利というケースの方が多いように感じられました。つまり、2機以上がワンセットで出現するミッションが多く、それらはXLAAの遠距離からの斉射で一網打尽に出来ます。QAAMも強力ですが、これを使うには接近しなければならず、しかもターゲット切り替えの操作を併用しても2機までしか同時に攻撃できません。緊迫した戦闘では、ターゲット切り替えが間に合わないことも珍しくないことを考えれば、QAAMは見劣りすると言わざるを得ません。もちろん、QAAMの方が有利なミッションもありますが、比率的にはXLAA有利の方が多いような印象を持ちました。
後者は、速度が実質的に戦闘力に転換可能だという認識を示したものです。それに加えて、タイムアタック系のミッションは、速ければ速いほど有利となります。この点で、速度の差は決定的な意味を持ちます。もちろん、MIG-31系機体のように、速さのために機動性を犠牲にしていない点も、TYPHOONの価値を高めています。
しかし、TYPHOONに問題がないわけではありません。飛ばしやすさという点では、SU-37に軍配が上がります。TYPHOONの方がやや優越しているという結論は、あえてTYPHOONを乗りこなして戦いに挑む者にのみ意味のある結論です。そうではない場合は、SU-37の方が良い成果を出せることも多いと思います。特にビギナーにはSU-37を勧めます。その方が、より少ないストレスで、より多くの成果を出せると思います。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
SU-37×4
驚くほど思い通りに飛ばせる戦闘機。
パワーも機動性も申し分なし。
QAAMの打撃力も強力。
クリアタイム8'03"は自己ベスト3の8'02"に1秒足りないだけ。
MISSION 06『白い鳥I』 §
SU-37×4
凄い勢いでミッションは進行。
しかし、クリアタイム09'45", TOTAL POINTS 16820はいずれも自己ベスト3に入らず。
SU-37は凄いのにあと一息届かない感じ?
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
SU-37×4
攻略方法も慣れてきたので、ガンガンかっ飛ばして進めていきました。
すると、フリゲート3隻の出現位置違う現象が発生。進行が速いのは間違いないでしょう。
更に、シンファクシ浮上時には敵艦だけでなく敵機も全滅。
これは凄いと思いつつ続けていると、「とどめをさせ」の段階でヘッドオンで落とされる情けなさ。
リトライ。
再び、フリゲート3隻の出現位置違う現象が発生。シンファクシ浮上時には敵艦だけでなく敵機も全滅。
しかし、クリアタイム13'56"、TOTAL POINTS 23800は自己ベスト3に入らず。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
SU-37×4
最初のF-14Aの始末に手こずって、次のF-16Cが猛スピードでマザーグースワンに突っ込んでいきました。それに全く追いつけずに泣きました。それでも頑張って戦って、挽回しました。
クリアタイム14'57"は平凡なタイムですが、TOTAL POINTS 15540は自己ベストのタイ記録。最後に、あと1発で落ちるMIG-31の追撃を断念しましたが、あれを執念深く落としていたら自己ベストスコアを出せた可能性もあります。が、それは取らぬ狸の皮算用というものでしょうね。追撃しても追いつけなかったから取り逃がしたのですから。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
SU-37×4
クリアタイム13'58"はさほど凄くはありませんが、出ましたTOTAL POINTS 18810は自己ベスト(17530)を更新です。
やはり、このミッションのスコアアタックは、強力な戦闘機が向くようです。
MISSION 10『見えざる姿』 §
SU-37×4
ネームド機を含め全機撃墜。
クリアタイム08'43"、TOTAL POINTS 16560。
空戦の強さは特筆すべきものです。バランスも良くパワーもあります。
しかし、傑出したインパクトがありません。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
SU-37×4
クリアタイム4'50"、TOTAL POINTS 17100。
タイムの方は自己ベスト2に入りました。ベスト1は4'08"ですが、おそらくFALKENで出したものでしょう。
この結果は優れています。
おそらく、このタイムを出せた理由は2つあります。1つは対地銃撃が非常にスムーズに進んだこと。もう1つは、僚機が敵機へ迅速にダメージを与えていたことです。
そういう意味では、SU-37は傑出した戦闘機であることは間違いない印象です。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
SU-37×4
クリアタイム10'33"、TOTAL POINTS 18830。
歩兵のSAM以外出てきた敵は全て撃破。しかし、それだけではあまり良い結果は得られませんね。いずれも自己ベスト3には入っていません。
トンネル破壊はやりやすかったと思います。そういう意味でのSU-37の優秀性は否定できません。しかし、何かこうバランスが良すぎてインパクトがないというか……。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
SU-37×4
クリアタイム14'40"、TOTAL POINTS 27810。
いずれも自己ベスト3には入っていませんが、範囲攻撃できる対地攻撃兵器抜きでのリムファクシ攻撃はクリアするだけで大健闘です。
ちなみに、クリア時には数回機銃をかすってDMG88%でした。あと1発食らえばおしまいだと思い、本当に生きた心地がしないままクリアしました。
MISSION 14『零下の檻』 §
SU-37×4
クリアタイム09'19"、TOTAL POINTS 15700。ポイントは比較の意味無し。タイムは自己ベスト3には入っていません。
対空兵器は1つだけ撃ち漏らして戻って攻撃しました。
確かに強力ではありますが、素早く敵機を殲滅するにはXLAA装備機の方が適する感じです。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
SU-37×3
クリアタイム08'13"、TOTAL POINTS 18940。いずれも自己ベスト3には入っていません。
TYPHOONより少しきつい感じでした。おそらく、その理由はXLAAなら前から接近する数機の敵機を一機に殲滅できるのに、QAAMではできないからでしょう。機体の差というよりは、特殊兵装の差です。
MISSION 16B『砂漠の電撃』 §
SU-37×4
TYPHOONでコインの裏を選んだので、同じものを選択してみました。
MISSION UPDATE前残り30秒で敵残し無し。空挺戦車を運んできた輸送機も落としています。
MISSION UPDATE後も、作戦エリアぎりぎりを飛んでいた謎の1機を残し、全て撃破。
やはり強い感じです。TYPHOONで飛んだときよりも良い結果になっているのは、慣れや戦い方が上手くなった要素が強い感じで、機体の優劣の問題ではない印象です。
クリアタイム17'10"、TOTAL POINTS 27940。いずれも自己ベスト3には入っていません。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
SU-37×4
クリアタイム15'04"、TOTAL POINTS 31520。いずれも自己ベスト3には入っていません。
やはりXLAAで遠距離から一網打尽というのができないと、スコアが上がりません。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
SU-37×3
地上部隊要塞突入前に待ち伏せ車両6両は全て銃撃で撃破。
デブリーフィングがないのでスコア不明。
MISSION 18+『8492』 §
SU-37×3
危なげなく全機撃墜。ただし、ネームド機撃墜は不明。
SU-37の性能と現在の腕前があれば、このミッションも問題なくクリアできる感じです。
デブリーフィングがないのでスコア不明。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×3
本筋と関係ないですが。2番目の洞窟の中で、左の経路を選ぶと、そこで加速して素早く前進することができますね。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C×2+F-14D×2
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
SU-37
おっと。クリアタイムの3'35"はいきなり自己ベスト更新。TYPHOONでの3'38"をあっさりと越えてしまいました。しかし、ポイント差は僅か。機体の優劣を論じる根拠になるかは微妙です。
MISSION 22『封印』 §
SU-37×4
ミッション完了時、残り時間1:26、残弾は機銃のみ416発。
もうちょっと粘れたかもしれません。
クリアタイム18'33"はさしたる意味がありません。TOTAL POINTS 52510は自己ベスト2位ですが、TYPHOONで出した54010には遠く及びませんでした。
TYPHOONの高速性+XLAAで敵機を一網打尽という能力は、このミッションにおいてはSU-37に優越するということでしょう。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
SU-37×4
QAAMで上空の戦闘機を狙ってみましたが上手く行きませんね。何回かやり直してみましたが、どうしても上空の敵機を攻撃するには自機の高度が上がりすぎて落とされてしまいます。
というわけで断念。
普通に飛びましたが、意外にもクリアタイム7'04"は自己ベスト3に入りました。(ベスト1は5'43"、ベスト2は6'58"。いずれもFALKEN+SU-37×3で出したもの。詳細は2分38秒タイム短縮 プチ・タイムアタック MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』参照)。
上記タイムアタック時、SU-37×4では7'15"というタイムを出していますが、そこから11秒の短縮ができたことになります。おそらく、オヴニル攻撃時に、QAAMと通常ミサイルを組み合わせでシャワーのごとく撃ちまくったことで、より素早く撃墜できたということでしょう。
このミッションに関しては、QAAMの方がXLAAより使えるのかもしれません。
MISSION 24『白い鳥II』 §
SU-37×4
RANK Aクリア。クリアタイム07'02"、TOTAL POINTS 30010。いずれも自己ベスト3には入っていません。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
SU-37×4
経路選択は近・近・近。
対地攻撃はそこそこスムーズに進行。ちょっと手間が増える程度。むしろ、なぜか今日はうるさいオートパイロットが邪魔をしてくれるのが気になるほど。
8492は、3機まではQAAMであっという間に落としたものの、最後の1機がなかなか落とせず、結局僚機が落としました。
クリアタイム12'24"、TOTAL POINTS 20180。いずれも自己ベスト3には入っていません。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3
MISSION 27『ACES』 §
SU-37×4
あまりに敵機がうるさくて空戦して減らそうとしたところ、低速でターンした瞬間に落とされました。とほほ。
リトライ。
トンネル内第2グループは2機撃墜成功。ネームド機は撃ち漏らしたようですが、RANK Sクリア成功。
クリアタイム10'21"、TOTAL POINTS 35420。いずれも自己ベスト3には入っていません。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
SU-37×4
残り1分44秒でベルカ飛行隊全滅。これはTYPHOONチャレンジの残り約1分30秒よりも速いですが、機体の差によるものか、それとも戦い方の差によるものかは分かりません。
デブリーフィングがないのでスコア不明。