2005年11月25日
トーノZEROアニメ感想舞-乙HiMEtotal 2674 count

「開けイワシ」で開くアリババもびっくりの禁書庫の扉!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の乙HiMEの感想。

サブタイトル §

第8話「運命の軛」

あらすじ §

 マシロとアリカは契約してしまったことを必死に隠しますが、一部にはバレていました。

 アリカの知り合いのミユは、旅の途中で立ち寄り、アリカとマシロの石を外すことができました。しかし、石を外しても契約は解除にならないと言います。

 アリカは仲間達と、契約解除の方法を求めて禁書庫に入ります。

 禁書庫は、オトメ達の墓地でした。

 アリカ達は、戦争となれば親友も敵味方に分かれて戦うオトメの運命を知ります。

 しかし、アリカ達は見つかり、追い出されます。

 それと同時に、アリカの石がないことも分かり、新しいジェムが支給されます。

感想 §

 今回も堪能できました。

 少女達の周囲に厳然と存在する過酷な現実。しかし、それをまだ本当には分かっていない少女達は、彼女らなりに頑張り続けます。それがいかに幼稚で思慮の足りない行為であろうと、その真摯さと元気さは見ていて救いになります。むしろ、思慮を横に置いて突進する純な姿こそが、魅力であると言っても良いですね。

 それとは別に1つ面白いのは、アリカに会いに来るミユという人物の存在です。旅を続けるという彼女は、一種の非定住民でしょう。それは、どの国の関係者とも、おそらくは立場が違うはずです。友と認めた相手には最善を尽くし、逆に王侯貴族であろうとも友を傷つけようとする相手には容赦をしない……。その立場は、別の文化、別の規律に従う非定住民のもの、ということなのかもしれません。いや、本当にそうなのかは分かりませんが。

 しかし、こういう秩序の外にいる(別の秩序の中で生きている)キャラクターが、秩序でがんじがらめになった世界に入り込んでくる世界観は、魅力がありますね。それは、本来あるべき魅力といえます。ぬるいストーリー創作者の作るストーリーからは容易に欠落してしまうものであり、実際に欠落しているアニメは珍しくありませんが……。だからこそ、それを取り込んでいるこの作品に、魅力を感じることができます。

今回の名台詞 §

アリカ「開けイワシ」

 なぜイワシ?

 しかも扉が開くし。

 謎の多い少女です。

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