最近、また少しスパイダ ソリテアをやっています。
緊張を解きほぐして時間を過ごしたい時などです。
そういうわけで、やるのも中級です。
しかし、中級でも凄い難題に遭遇しました。
これです。
ZIPファイルに含まれるspider.savファイルをマイドキュメントに置いて、スパイダ ソリテアのメニューから「ゲーム」→「保存したゲームを開く」を行うと開くことができます。
なぜ困難なのか §
ウィンドウ右下隅の5つの場札の最後の組に、重ね合わせ可能なカードのペアが存在しません。
それゆえに、以下の例外的な状況を除き、最後の組を開いた時点でゲームは進行不可能になり、ギブアップするしかなくなります。
このような状況は、難度に関係なく発生する可能性があります。
このような、著しくクリアを困難にする状況の存在は、スパイダ ソリテアの全てのゲームは解けるかという疑問に一石を投じるものだと感じました。
これが解ける例外的状況とは? §
最後の組を開いた時点で、それまで開いていたカードと組み合わせて、移動可能な連続したカードのセットが構成された場合、そのセットを単位にして移動させることができます。
実際、そのようなセットが偶然構成されたことで、私は2回目の挑戦で解くことが出来ました。
しかし、偶然に頼らずにセットを構成するとすれば、「ゲームのやり直し(retry)」「元に戻す(undo)」は必須の機能と言うことになります。最後の組のカードが、どのような並びで展開されるのか知らずに、このようなセットは作れないからです。
その点からも、このゲームは「ゲームのやり直し(retry)」「元に戻す(undo)」が正規のゲームの一部を構成するものであって、それらを使うことはフェアなプレイの一部と見る必要があると思います。
例外的状況は全てのケースで作り出せるか? §
上記の例として示したゲームは、例外的状況を作り出せます。
しかし、例外的状況は全てのゲーム(カードの組み合わせ)に対して作り出せるものなのでしょうか?
もし、それを作り出せない組み合わせがあるとすれば、それは「スパイダ ソリテアの全てのゲームは解ける」という命題が偽であるという証明になります。
そういう意味で、ちょっとだけ私の疑問への進展と言えるかもしれません。
といっても、その疑問を解くために真剣になっている訳ではありませんので、進展は無くても構わないし、更にその先に進めようとも思っていませんが……(汗。