2005年12月19日
川俣晶の縁側ソフトウェア技術雑記 total 5039 count

C++/CLI 言語仕様 日本語訳

Written By: 川俣 晶連絡先

 ほとんど自分用のメモです。(ネタ元、VSUGの掲示板)

 C++/CLI が ECMA 標準になっています。

Standard ECMA-372 C++/CLI Language Specification

http://www.ecma-international.org/publications/standards/Ecma-372.htm

 これの日本語訳を行った素晴らしい人がいます。

C++/CLI 言語仕様

http://www.stdblue.net/cgi-bin/vene/wiki/wiki.cgi

 「本訳はマイクロソフト社が現在、ECMAに提出したドラフトとして公開している 「C++/CLI 標準化仕様 2005年8月版」をベースとしています」とのことなので、厳密に言えば、ECMA標準と完全に一致していない可能性があります。とはいえ、大筋では読めるでしょう……(と期待する)

 これほど絶大に期待するC++/CLIですが、近い将来にこれでプログラムを書く機会が出来そうにない……。ちょっと悲しい。

2006年2月26日追記 §

 URLが変更されたそうです。

Draft-1.14

http://www.stdblue.net/prog/cppcli/D-1_14.html

ECMA-372

http://signe.japan.webmatrixhosting.net/ecma372/Introduction.aspx

2005年12月19日12時20分頃追記 §

 更にVSUGの掲示板を見ていると、「2は特定アプリケーションのみを監視するのには便利ですが,フックハンドラは DLL に実装しなければならないため .NET からの使用は面倒です.」などという文章を目撃……。C++/CLIで書いていれば、面倒など全く無いのに……。というか、その面倒さこそが、C#が本命言語たりえない理由そのものに見えます。

 (2006年1月22日追記) この話題の続きはC++/CLIとSetWindowsHookExを使ったキーボードフックの試行へ。