2006年02月02日
トーノZEROアニメ感想キン肉マンII世 total 3753 count

傍観者のはずのミートがケビンのサポーターになじられる意外すぎる展開!?

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日のキン肉マンII世 アルティメット マッスル2の感想。

サブタイトル §

第5話 変則リング!ケビンVSイリューヒン

あらすじ §

 ケビンとイリューヒンの準決勝第2試合は、一進一退しますが、イリューヒンが優勢になります。

 クロエはケビンに指示を出せません。

 それに気付いたミートは、ケビンのサポーターからイリューヒンのスパイ扱いされます。

感想 §

 実はリング上の戦いはあまり良く分からないのです。プロレスはよく知らないので。

 しかし、ミートに関する出来事は非常に印象深いですね。

 本来傍観者に過ぎないミート。

 しかし、クロエがケビンに指示を出さないことに疑問を持って彼を見に行きます。そして、何らかの作戦ではなく、個人的な理由で指示を出せないのだと気付きます。

 それをうっかり声に出してしまった結果、観客席のケビンのサポーター達からイリューヒンのスパイ扱いされてしまいます。しかも、予選でイリューヒンと二人三脚したというような関係ないことまで引き合いに出されて。

 この展開は、群集心理、信じたいことを信じるという心理、それに晒される無実の者の心の痛み、そういったものがよく描かれていて実に素晴らしくも印象深いですね。

 これが見られるから、キン肉マンII世はやめられません。

今回の一言 §

 ジャクリーンが望む残虐ファイト。それを意識して戦うイリューヒン。これが本当に正義超人の一流のファイトと言えるのか……。そういう矛盾した疑問を孕みながら進行するからこそ、キン肉マンII世は面白い!