勘違いする人がいるので、意思表示しておいた方がいいかな、ということで書きます。
GNO1リーアのトーノ・ゼロ中将は、今週に再度勝負を掛けると宣言しましたが、既に勝負は降りています。
第11週に周到に準備して第12週に挑んだわけですが、最初のNPC編成変更以後、ポイントを稼ぐペースが落ちていて、改善の見込みはありません。
現在の主要な興味点は敗因の分析です。
第11週では、どのように編成を変えてもこれほど大きくポイントが落ち込むことはありませんでした。しかし、第12週ではそれが起こっています。どのように編成を変えても落ち込むペースは大差ありません。
今のところ、有力な可能性は2つに絞って検討しています。
1つは、自分の編成に何か大きな見落としがあること。自分が完璧ではないことには自信があります、いや本当に。仮にこの仮説が正しいとすれば、見落としが何かに気付くのは、本当に「運」「ひらめき」に頼るしかありません。
もう1つは、基礎体力の限界です。
基礎体力の限界とは、要するに先制の限界です。戦艦削りのビグ・ザム+削り担当パイロットの組み合わせの最大合計先制値が基準値となり、他の機体はパイロット込みの先制値を基準値マイナス10よりも大きくできません。そして、現時点で削り以外の他の機体よりも先にエリートのジムIIが動いてしまう状況が発生しています。ジムカスタムやパワードジムなら大丈夫ですが、ジムIIはダメです。先制の成長限界の高いパイロットを戦艦削りに使っているランカーなら、おそらくエリートのジムIIより先に動ける編成が可能でしょう。
現時点では、まだ仮説の1つに過ぎませんが、仮にこれが正しいとすると、NPCにジムIIが登場する第12週以後、ビグ・ザムで勝てる可能性は無いことになります。実際、今クールは第10週で、前クールは第11週で個人戦果ランキング1位を取得していますが、第12週以後はぱっとしません。
もし、この仮説が正しいとすれば、これに対する対処は1つしかありません。
つまり、「投票におけるビグ・ザム絶対阻止!」です。
ビグ・ザム(先制26)を阻止し、パーフェクトジオング(先制38)を使えば、それだけで削りの最大合計先制値は12も上げることができ、ジムIIより早く動ける部隊を編成できます。
ちなみに、ビグ・ザムを使って2回の個人戦果ランキング1位をもぎ取った男がそれを言うか……と思われそうですがその通りです。2回の個人戦果ランキング1位というのは、他のランカーにノウハウの蓄積が不十分な状況で、隙をついてもらったものであって、同じ条件でもう1回やったらそう簡単にはもらえないでしょう。
しかし真の問題は…… §
実は敗因の分析が思うように進んでいない理由として、GMSが記録するVP/時間や戦闘数/時間の情報があまりに不正確という問題があります。
本来は、戦闘開始から、次の戦闘開始までの時間を単位に計測しなければ意味がないのに、GMSは戦闘終了から戦闘終了までの時間を単位に計測してしまいます。これによる誤差は、戦闘時間が極度に短くなる(こともある)末期VPランキング戦では洒落にならない致命的な大きさの誤差を発生させてしまいます。