サイファー「ギルガメッシュ!」
ギルガメッシュ「ファファファ! ここの指揮権は、おれさまが持ってるぜ!! 列車砲部隊、うるさいウスティオの傭兵戦闘機隊を迎撃せよ!」
ギルガメッシュ「こうして……」
ギルガメッシュ「おまえらと」
ギルガメッシュ「やりあうのも」
ギルガメッシュ「4度目になるのか……」
サイファー「いや、初めてだと思うが」
ギルガメッシュ「なんか」
ギルガメッシュ「うれしいぜ!」
サイファー「どうでもいいが、台詞が切れ切れだぞ!」
ギルガメッシュ「うるさい! 電力不足でおれさまも自転車を漕いで発電中なんだい!」
サイファー「やつらの弱点は、電力だ。ピクシー、発電プラントを狙え!」
ギルガメッシュ「しまった! 弱点がばれちまったぜ!」
ギルガメッシュ「ところで……」
ギルガメッシュ「あの元気のいいクロウ隊の3番機は……」
PJ「まだ落とされてません!」
ギルガメッシュ「……そうか……」
ギルガメッシュ「……………………」
ギルガメッシュ「よし」
ギルガメッシュ「ここからは」
ギルガメッシュ「本気で戦わしてもらうぜ!」
ギルガメッシュ「ギルガメッシュチェーンジ!!」
ギルガメッシュ「エクスキャリバーとやらのパワー」
ギルガメッシュ「ためさせてもらうぜ!!」
イーグルアイ「全機、ブレイク! ブレイク!」
サイファー「うわああ、直撃だ!」
ピクシー「待て、おかしいぞ。眩しいだけで機体にほとんどダメージがない」
イーグルアイ「各機ダメージ1。作戦に全く支障はない」
ギルガメッシュ「ありゃ!」
ギルガメッシュ「ば、ばかな!」
ギルガメッシュ「最強のレーザー防衛兵器じゃないのかー!!」
ベルカ総統「ギルガメッシュ!」
ギルガメッシュ「……」
ベルカ総統「役にたたぬやつめ! 国境線のはざまへ行くがいい!! 答のない国境線の意味を永遠に探し求めよ」
ギルガメッシュ「そ、そんな! それだけはかんべんを!」
エクスデス「だまれ!」
ギルガメッシュ「あーれー!!」
サイファー「しかし、どうしてエクスキャリバーの攻撃力が低いのだろう?」
イーグルアイ「待て、それはエクスキャリバーじゃない。エクスキャリパーだ!」
サイファー「パー!? パーって、パーマンのパーなのか!?」
ピクシー「道理で自転車を漕いだぐらいで撃てるわけだぜ」
サイファー「ならば、本物のエクスキャリバーは!?」
イーグルアイ「連合軍主力が攻撃されている。壊滅状態だ」
ピクシー「なるほど。ギルガメッシュは捨て駒だったようだ。よう、相棒。まだ生きてるか?」