MISSION 13「幽栖(ゆうせい)の地」の撃破数チャレンジで、F-4Eの撃破数765が間近になったので、気分転換にMISSION 17M「王の谷」を軽くプレイして残った数を埋めてみました。
これにて、F-4Eの撃破数は766となり、パックマン化は完了しました。
F-4Eで飛ぶMISSION 17M「王の谷」 §
F-4Eでトンネルに潜ってみたくなって、久々にやってみました。
峡谷突破中に一度不明の理由で撃墜されてリトライしました。非力なF-4Eでは、少しでもスロットルを緩めると命取りになるケースがあるのかも……。
空戦などはせず、トンネルを3往復してV2コントロールを撃破しました。
UGBLを使いこなせば、もっと効率よく撃破できるはずですが……。実はこれまでほとんどUGBLを使っていないのですよね。SFFSでの撃破方法はたっぷり研究済みなのに (汗。
物足りない基本性能と強力な武装 §
初期の段階で購入できる機体として、MIG-21BISと比較すると明瞭なコントラストが見えます。MIG-21BISの特徴が優れた機動性によって貧弱な武装を補える……だとすれば、F-4Eは物足りない機動性を強力な武装で補え……だと感じます。
そして、完璧にF-4Eを手足のように扱えるようになったら、強力な武装を駆使してMIG-21BIS以上の成果を出せる可能性があります。しかし、圧倒的に上回る成果を出せるかというと、そこは限界があると思います。
というわけで、F-4Eは「ファントムが好き!」という人に向く趣味性の高い機体かな……とも感じます。また、往年の名機を味わうのも悪くないことです。しかし、限界に鋭く切り込んでいくには、切れ味がちょっと足りない感じがあります。
ここが好きだよF-4E §
ACE COMBAT ZEROのF-4Eの長所。それは標準カラーがACE COMBAT 04のF-4Eのカラーに似ていること。
ACE COMBAT 04を最初にプレイする時に、最初のミッションの前に挿入される空母からの発艦ムービーに出てくるあの印象深い機体です。
え、覚えがない?
フリーミッションばかり飛んでいると見る機会がないですからねぇ (汗。
あの、褪せた感じのブルーが良い感じです。
実は、1回、あの機体を模型で作ろうと思って、デカールまで作ったことがあります。結局挫折しましたが。
ミニミニ・トリビア §
ハンガーで□ボタンを押して、F-4Eの機体を真後ろから眺めてみてください。
何と、「人の顔」(笑)が見えます。
ACE COMBAT 04っぽい色が良かったので見ていたら気付きました。
ちなみに、ACE COMBAT 5のF-4系機体でも顔が見えます。(今、確認した)
しかし、ACE COMBAT 04のF-4Eでは残念ながら見えません。光の加減で影になってよく見えないのですが、どうも描かれていないようです。(これも今、確認した。確認ついでに1ミッションF-4Eで飛んでしまいました。やっぱりこれが好きなのねん)
F-4Eの長所 §
歴史的な名機
デザインも味がある
通常ミサイルは序盤の機体としてはやや多め
特殊兵装は強力なものが揃う
短所 §
機動性は見劣りする
加速ももたつく
特殊兵装 §
SAAM (6発) §
実は、上手く使いこなせばQAAMより強いSAAMです。
しかし、SAAMはステアリングサークル内に敵機を捉え続けて誘導する必要があるにも関わらず、F-4Eは機動性が見劣りします。機体の性質と特殊兵装の特徴が上手く噛み合っていない感があります。とはいえ、激しい機動性で逃げ出さない大型爆撃機などを遠距離からバシバシ落としていくには圧倒的に強力です。
UGBL (8発) §
UGBの強化版です。
MISSION 13「幽栖(ゆうせい)の地」では、一列になった車両があちこちで見られますが、UGBだと2両巻き込むのがやっとなのに、UGBLでは上手くやれば3両まで巻き込めることがあります。それだけ短時間で敵を殲滅できます。
ちなみに、3両巻き込もうと思うと、かなり投下位置を精密に定める必要がありますが、その程度であればF-4Eの機動性で十分です。
NPB (10発) §
ナパーム弾です。一列に並んだ敵のすぐ手前に投下すると、炎が奥に向かって進行していって焼き尽くします。
MISSION 13「幽栖(ゆうせい)の地」では、一列になった車両があちこちで見られますから、はまれば非常に高い効率で敵車両を殲滅できます。弾数もUGBLの8発に加えてNPBは10発もあります。
それにも関わらず、私はNPBを使いませんでした。特殊兵装を試すために試験的にMISSION 13M「幽栖(ゆうせい)の地」を飛んだ時にはNPB装備で飛びましたが、その結果として不採用と決めたのです。
それはなぜか。
NPBの効果範囲は直線的で細長いために、正確な位置と角度から落とす必要があります。F-4Eの機動性でそれをきっちり決めるには、手間と時間を食いすぎるという印象があったのです。できるだけ迅速に進行させねばならない撃破数チャレンジの制約を考えると、ちょっとずれてもそこそこ巻き込めるUGBLの方が都合が良いと判断されたわけです。
とはいえ、間違いなくNPBを使って1回はミッションをクリアしています。それは間違いありません。NPBそのものは面白い特殊兵装だと思いました。もっと機動性の鋭い機種で飛ぶ時に、NPBを試してみるのも悪くないと思いました。