2006年06月21日
トーノZEROアニメ感想NARUTOtotal 3347 count

成長しつつある子供達、たとえ強さは劣っていても気持ちはけして負けていない!?

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第190話 「白眼は見た!磁気使いの死角」

あらすじ §

 磁力を使う邪忍に、ナルトは無力化されます。

 ヒナタは、自分非力さを知った上で邪忍と戦います。砂鉄を払うために磁力を止めねばならないという弱点に気付いたヒナタは、流砂に誘い込んだ上で、磁力止められないようにチャクラの流れを乱します。邪忍は砂鉄に押しつぶされ、流砂に飲まれます。

 チョウジ、百合之丞はナルトを助け、ナルトは力尽きて流砂に飲まれそうになったヒナタを助け出します。

 チョウジはヒナタを介抱することになり、ナルトはハルナを探します。ナルトとハルナは城下町を目指しますが、そこに最後の邪忍が立ちはだかります。チョウジ、ヒナタ、百合之丞は人質に捕らえられていました。

感想 §

 ああ、この感覚は良いですね。

 ヒナタの強さ。

 チョウジの優しさ。

 彼らは、子供の段階を卒業しつつあります。

 自分勝手さが引っ込んで、その代わりに真の強さを獲得しつつあります。

 戦闘力という意味では、まだまだ十分な強さではありません。しかし、けして逃げず、約束を守り、仲間を大切にして、自分の役目を果たすということの重要性は既に理解しています。だから、まるで半端物の集団のように言われながら送り出された即席チームであっても、逆境にあって崩壊せずに踏みとどまることができているわけですね。

 本当の意味で、大人への階段を上りつつある好ましい少年少女達の物語になっていると思います。

今回の一言 §

 冒頭の火影様のシーンもなかなか良いですね。きちんと、国家の指導者的な立場で緊迫感を持って語る火影様、格好良いです。それをきちんと受け止めるシズネもね。

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