これはイイ!　父を殺そうとする娘という悲劇を救う敵の女将軍という極上の展開!?

　トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

　今日のガイキングの感想。

サブタイトル §

第28話「罪と罰と呪いの子! 愛憎の天空魔竜!!」

あらすじ §

　ガリスを刺そうとしたルルの前にディックが飛び出し、代わりに刺されます。

　ディックは大空魔竜で治療を受けます。

　ガリスは、一人でルルを助けに行きます。

　ダイヤ達は、サコン達から事情を聞き、その後を追います。

　天空魔竜+ライキングと、大空魔竜+コンバットフォースの戦いになります。

　ガリスは、娘が待つかつて妻と娘が住んだ家に向かいます。敵兵士を倒し、家の前まで来ると、そこではヴェスターヌが待っていました。

　そこに、ルルが出てきて、ガリスに銃を向けます。

　そうやって娘に父親を殺させるやり方は汚いものであり、軍人としての誇りが許さないと考えたヴェスターヌは、ルルの前に立ちふさがり、撃たせないようにします。

　プロイストは、ヴェスターヌの裏切りに怒り狂います。

　ガリスは、ルルを庇って大けがをします。

　ガイキングは限界に達し、もう戦えない状態になります。

　もはやこれまでかと思いきや、ライキングも限界であり、プロイストは撤退します。

感想 §

　ガイキングの良いところは、敵の将軍を一人一人丁寧に描いているところです。

　特に、プロイスト最大のお気に入りとされるヴェスターヌが、それにも関わらずまっとうな感覚を持った誇り高い軍人として描かれているところが良いですね。

　しかし、まさかここで!　ヴェスターヌが自らの誇りによって、プロイストの命令に反する行動に出ようとは。

　娘による父親殺しというのは、他のどのような軍事行動とも違って、誇りを傷つける行為だったのでしょう。

　いや本当に。

　ガリスとルルの話になると思っていたのに、ここでヴェスターヌ最高の見せ場が見られるとは。

　ヴェスターヌは、極上の見せ場を得たと言えますね。

今回の一言 §

　ガイキング占いは、今回もガイキングクイズ。ピュリア大活躍。

　しかす、プロイストの中身をサコンと答えるシズカさんは、自分の願望に忠実すぎ (笑。