トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のガイキングの感想。
サブタイトル §
第30話「二代目は13歳! 総力戦だぜキャプテン・ルル!!」
あらすじ §
ダイヤは下手な紙芝居で、大空魔竜がプロトタイプに過ぎない大地魔竜や天空魔竜に勝てない理由を、全力を出し切っていないからだと説明します。
ルルはキャプテンとして大空魔竜に戻ります。
いよいよ決戦となり、戦いが始まります。
嘘のような強さを発揮する大空魔竜に、プロイストは驚かされます。
大地魔竜や天空魔竜は、スペリオル・スティンガーを顔として合体した大空魔竜に圧倒されます。
プロイストはバルキングをガイキングと戦わせますが、乗っていたのはプロイストではなくノーザでした。ダイヤはプロイストと戦えません。
感想 §
回想シーンが多い内容ですが、満足度が下がらないところがさすが。構成が上手いですね。
さて、今回の見所はキャプテンとしてファッションも一新して登場したルルですが……。
ここでは、あえてスペリオル・スティンガーだと言いたい!
というのはですね。
個人的に子供の頃のトラウマの絡むからです。
子供の頃にアニメを見ていて、痛恨だとおもったことが2つあります。
1つは、グレンダイザーで最後に宇宙に行く時に使用した特別なスペイザー(通常のスペイザーでもダブルスペイザーでもマリンスペイザーでもドリルスペイザーでもなく、みんなで宇宙に行ける合体宇宙メカ)の名前を頭の中に記憶として残せなかったこと。(WikiPediaの「UFOロボ グレンダイザー」を調べたら「コズモスペシャル」と判明)
もう1つは、旧作ガイキングで、パート3を射出した後のガイキングの頭部に合体するメカの名前を頭の中に記憶として残せなかったこと。そのメカの名前は、インターネットが流行した後で検索して、ヴォーグ・アイという名前だと分かりました。
さて、特にヴォーグ・アイというのは、自分にとって重要なメカでした。なぜかといえば、グレンダイザーと違って、旧作ガイキングは特に好きなアニメだったからです。しかも、ガイキングよりも格好良くて存在感があって好きな大空魔竜が、パート3射出後にボリューションプロテクトするしかなかった状況を一変させた素敵な存在です。ヴォーグ・アイを装備すれば、もはや顔無し竜という間抜けな姿をさらす必要がありません。(正確に言えば、顔無し大空魔竜というのも愛すべき可愛い存在であり、それを描くことをためらわなかった新作ガイキングのスタッフにも拍手を送りたい!)
それなのに、その素晴らしいメカの名前を覚えることに失敗したのは痛恨ということです。
念のために言えば、まだビデオ・デッキという家電が一般化する前の話で、アニメージュのようなアニメ雑誌も創刊前のことになります。(子供向けのTV番組雑誌はあって、こに情報はあったような気がするけれど……)
さて、まあそういう事情でヴォーグ・アイはトラウマでした。
そして今回登場したスペリオル・スティンガーとは、まさにヴォーグ・アイと同じ立場となるメカです。それが不意打ちのように登場した驚き。しかも、それがピュリアの操縦するスティンガーの改良版だったとは。スティンガーは、てっきりガイキングと合体するサポートメカだと思っていて、まさかこれが大空魔竜の顔になるとは思ってもいませんでした。驚き2倍です。
しかも、スペリオル・スティンガーを顔に付けた大空魔竜が強い! 天空、大地の両魔竜を圧倒するではありませんか!
これはもう、スティンガーとピュリアの見せ場という意味でもいいですね。ピュリアは実はけっこう好きなので、そういう意味でも良かったと思います。バッドラック、などと決め台詞まで言って、最高ですね。
今回の一言 §
ガイキング占い、キャプテンキャップのルルに変わりました。
二代目は13歳!
艦長は占い師!
どちらが衝撃的でしょう?
2006年7月24日追記 §
パート3をパート1と間違って書いていたので訂正。
と思ったら、新作ガイキングではパート3という名称は存在しないのでしょうか? WikiPediaを見ると、頭部と表記されてパート3とは書かれていません。(旧作ガイキングの項目にはパート3の表記がある)