2006年09月12日
川俣晶の縁側過去形 本の虫感想編 total 3471 count

DAVID PART 2 板橋しゅうほう 東京三世社

Written By: 川俣 晶連絡先

 途中まで、アクの強い絵と展開で引っ張るだけの作品かと思っていましたが。

 最後の最後で、作品にきちんと1本の筋が通されて終わったのにはびっくり。

 いや~、本当にきちんと納得できる結末が付いて、それが作品全体の印象をまとめるというのは見事な構成力です。

 しかも、この結末のダークさ。

 単なるハッピーエンドではありません。

 さすが、ペイルココーンの板橋しゅうほうです。侮りがたし。