2006年10月26日
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魔法先生ネギま! 16 赤松健 講談社

Written By: 川俣 晶連絡先

 今回もまっとうに感想を書くことを断念しました。

 あまりに中身が濃すぎて、とても書き切れません。

 実は、ネギま!序論というような、割と長い文章も書いていたのですが、これも没にしました。まだまだネギま!を語るには詰めが甘いな……という感じだったので。

 ちなみに、本当に書きたかった要点は以下の文章に集約されています。

 それゆえにネギま!とは、読者に問われるのではなく、読者を問う作品である……と言うことができるでしょう。

 つまり、ネギま!を論評するという行為は、論評者自身がどの程度の読解能力や各種常識、判断力やセンスを持っているかを浮き彫りにする行為だということです。

でも感想をちょっとだけ §

 ネギが明日菜達と再会するシーンは、「えっ!?」と思うぐらいスムーズで拍子抜け。

 なんだ、ネギま!もこの程度の作品だったのか……と半ば落胆したのですが。

 実は、それこそが次の怒濤の展開のスタートラインだったわけですね。これでもか……というぐらい、予想を2段階ぐらい超える展開で16巻の結末まで突っ走っていってくれて、もう読んでいる方も大変でした。

 いや本当にこれは凄い作品です。

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