トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「迷いの森!シンジふたたび!!」
あらすじ §
シンジとサトシは再びバトルを行います。
サトシのナエトルは、指示を無視して攻撃を避けないために敗北します。
サトシとシンジは崖から落ち、迷いの森を抜けることになります。そこで、サトシはシンジに助けられますが、シンジは冷徹に助けたつもりはないと言い切ります。
サトシとナエトルは本当に友達になります。
シンジとサトシは再びバトルを行うことになります。今回は、ナエトルがサトシの指示通りに避けていました。しかし、最終的にシンジのヒコザルに敗北します。
感想 §
来た来た来たっっっーーーーー!
これですよ、これ。
常識的に考えて、物語の主人公は勝たねばならないのです。敗北は、勝利を盛り上げるための手段として許容されるのみです。つまり、今回の内容であれば、最初のシンジとの対戦での敗北は、再戦時の勝利を盛り上げるためと位置づけられるわけです。実際、初戦の敗因を取り除くことができたわけで、これなら「勝てる」という話の流れが明瞭にできあがっていました。
しかし、サトシは負けたのです。
そして、サトシは悔しさを噛み締めます。
これこそ、ポケモンという作品が持つ飛び抜けて大きな美徳です。もう1つ言えば、このような話を許容し、受け入れているポケモンファン達の美徳と言っても良いでしょう。
素晴らしいことですね。
今回の一言 §
圧倒的に教わる側のヒカリですが、迷いの森に関してだけは地元民の長所を生かして、説明する側にまわっていたのが印象的ですね。