Espada2「駄目っ。ミサイルを振り切れないわ!」
Espada1「くそ~、あいつら女の子だと思って魔美くんばかり狙って~」
Espada2「これで高畑君とお別れなんていやよ~」
Espada1「諦めたら駄目だ。最後まで頑張るんだ!」
Espada2「テレポートしようにも、回避機動を続けているとビーズを自分に発射できないし」
Espada1「それだ! いいかい魔美くん、よく聞くんだ」
Espada2「理屈はいいから手短にお願い!」
Espada1「ビーズを自分にぶつけてそのテレポートできるのは、別にビーズに力がある訳じゃないんだ。ビーズの持っている運動エネルギーが、テレポートのエネルギーとして使われているわけだ。だからぶつけるものはビーズ以外でも構わない」
Espada2「だから、理屈はいいの!」
Espada1「つまりだね。わざとミサイルにあたりに行けば、ミサイルの運動エネルギーでテレポートできるはずなんだ。しかも、運動エネルギーははるかに大きいから、ずっと遠くまで飛べるはずだぞ!」
Espada2「分かったわ、高畑君。私やってみる!」
Espada1「頑張れ魔美くん!」
Espada2「テレポート!」
Espada1「やった! Espada2がテレポートした! って僕だけ残ってガルム隊に袋だたきにされるのか。渋い男は北欧機とか言って、ドラケンで出てこなければ良かったよ!」