(画像公開ポリシー)
直接的な戦闘能力という意味では、ルフィ海賊団最弱と見られるナミ。だが、目的を達成する能力という意味では、むしろサンジよりも優秀と言える。服から咄嗟に身体を抜き、服を犠牲にして自分を助けたばかりか、この激しい戦いの中で相手に気付かれることなく鍵を盗み取ることに成功している。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のワンピースの感想。
サブタイトル §
ワンピース 「死んでも蹴らん！サンジ男の騎士道！」
あらすじ §
そげキングとゾロは海楼石の手錠で誤ってつながってしまいます。
チョッパーは、手錠を外す2番の鍵を探します。
チョッパーはナミのピンチを救います。ナミは既に鍵を1つスリ取っていましたが、それは探していた鍵ではありませんでした。
サンジは「死んでも女は蹴らない」という騎士道を貫き、カリファに敗北します。
チョッパーはサンジを介抱し、ナミはカリファと対峙します。
感想 §
いや～、動き出したワンピースはやはり凄いですね。
ともかく先の展開が全く読めません。
普通に考えれば、CP9とルフィ海賊団はそれぞれ1対1で戦って見せ場を作るところですが、実際には各人の立場は流動的であったりします。ゾロとそげキングは手錠でつながれてしまうし、チョッパーは走り回るし、サンジはナミの目の前に落ちてくるし、とても刺激的ですね。
今回の一言 §
ナミさん最高!
サンジの身体を本当に心配しているのが良く分かります。それだけでなく、サンジが命を張った騎士道を「見直した」とすら言います。
サンジとナミの関係は、一見して単純な支配と服従の関係に見えながら、実はそうではありません。目をハートマークにしてナミの世話をやこうとするサンジは、実はある種の欲望をストイックに抑制し、徹底的にナイトたらんとしている部分があります。一方のナミも、気軽に「サンジくん」と呼んでサービスを受けていますが、実は気軽に「サンジくん」と呼べることそのものが、彼を特別に信頼して気を許していることを意味します。
言ってみれば、ナミはサンジが自分の間合いに入ることを許し、許されたサンジはそれを悪用することなく、欲望を抑制しているということです。それは、サンジという男の価値と本質をナミは正しく見抜き、ただの男と女であればあり得ない関係性を特別に作り出していることを意味します。
これはもう本当に、ナミは最高の女性という証ですね。
