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いつも大きな夢を笑顔で語るヒカリは、一見して調子の良い誇大妄想的な少女に見える。色気のあるファッションは、どこか男に媚びているかのようにも見える。だが、ヒカリの真の姿とは、勝利を得るまでけして諦めない激しい気性の持ち主だ。その意外な姿と、その魅力を見るテルヒコは、ヒカリに注目する男の子達の代理人に他ならない。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「ポケッチ入手困難!?」
あらすじ §
ロケット団は、ポケッチの偽物を無料で配ります。
それを通して催眠術を流し、ポケモンを集めます。
しかし、ポケッチを製造する社長の息子、テルヒコとポケモンのコリンクのおかげで偽物だと気付いたサトシ達は被害を免れます。
催眠術で歩いていくポケモン達を追ったサトシ達はロケット団と遭遇し、これを撃退します。
感想 §
今回は、ざっくばらんに言えば、オモチャメーカーをスポンサーに持つアニメでよくある「オモチャの宣伝」のためのエピソードだと言えます。つまり、ポケッチですね。
しかし今回の内容は、ポケッチというアイテムの存在感をアピールすることと、ヒカリの強い性格を描くドラマが上手く両立された優れた作品になっています。
同時に、ロケット団の作戦も、とりあえずメカを作ってポケモンを奪うというような単純なパターンではないのが凝っていますね。いつもなら、ロケット団は墓穴を掘って自滅しますが、今回はサトシ達が幸運に助けられています。
今回の一言 §
ヒカリは、これまで誰から見ても格下の存在でした。しかし、今回のテルヒコはもしかしたら初めてヒカリから見て格下の存在として登場したと言えるかもしれません。
ちなみに、格下であるのに偉そうなことを好き放題言うのは、ヒカリ自身がいつもやっていることと同じです。そういう意味で、他人に思えない……というところがあったのかもしれません。