何となく書店で平積みの表紙を流し見ながら足早に歩いているとき、ふと引っかかった本です。
かといって、ジャケ買いというわけでもありません。(引っかかったのは表紙ですが)
やはり「宇宙を作る」というテーマの新鮮さに惹かれたという要素が大きいと思います。
念のために言えば、「宇宙を作る」というテーマそのものは、別に目新しい訳ではありません。それこそ、フェッセンデンの宇宙に見られるような古典SFで扱われたテーマでしかありません。
それにも関わらず新鮮さを感じる理由は、「本来は面白いはずなのに目新しくないネタ」に体当たりで突っ込んでいくドン・キホーテ的な印象にあります。
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