全く関係ない検索の途中でWikiPediaのCP/Mが目に入り、以下の記述が目に入りました。
ソニーのSMCシリーズのうち、SMC-777は、CP/M 1.4ベースのSONY FILERというOSを標準搭載した。
いや、たしか記憶によれば、あれはCP/M互換OSであって、CP/Mベースではなかったはず……。
そう思って検索してみると再びWikiPediaがヒット。SMC-777には以下のように書かれています。
OSとして供給されていたSONY FILERはCP/MのVer1.4互換のシステムコールを持ち、ホビー用パソコンにCP/Mの概念を持ち込んだ点でも特徴的である。
やっぱり互換だよね……と思ったのもつかの間。そのあとの文章で引っかかりました。
ただし、製品に同梱されたSONY FILER(CP/M)及びDR LOGO、アセンブラ、デバッガ等は、デジタルリサーチ自らによる開発であるため、この賞賛もやや手前味噌な感は否めない。
え、SONY FILERはCP/Mではないし、デジタルリサーチが作ったものではないような記憶があるのだけれど……。記憶も曖昧だし、確定的な資料もすぐには出てこないだろうし。
どうも、もやもやを抱え込んでしまいました。
まあ、秘蔵のSMC-777をブートしてSONY FILERのCOPYRIGHT見れば分かるのでしょうが……。すぐに出せないし。出せても21pinアナログRGBケーブルがあるかどうか。更に、21pinアナログRGB対応のモニタは1台リザーブしているけど、それも正常動作するか分からないし。そもそも、相性問題があった気もするし。更にハードがOKでも、FDDの方が読めなくなっている可能性もあるし。結局のところ、全てをクリアできるとしても、時間がないし (泣。
うーん、世の中って難しいな。
2006年12月20日追記 §
わざわざbiacさんが調べてくれました。
おそらく、B.U.G.が開発した互換OSということで良いのでしょう。
とはいえ、客観的な証拠としては不十分ですね。SONY FILERという名前も書いていないし。
更に追記: 実はbiacさんの初めてのパソコンはSMC-777で思い出が深いらしい。既にbiacさんは手放しているとはいえ、身近に777ユーザーがいたとはちょっと油断。