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2006年12月29日
トーノZEROゲームプレイ日記ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WARtotal 3929 count

SU-37だけで飛ぶSU-37チャレンジ完了・そして明らかになるSU-37の弱点とは!?

Written By: トーノZERO連絡先

 SU-35チャレンジが終わったあと、当然のように似て非なるSU-37と比較するために、SU-37だけで飛ぶチャレンジを行うことにしました。

 F-15S/MTD最強説の検証として、有力ライバルと比較するという理由もあります。

 ルールは以下の通りとしました。

  • 自機、僚機にSU-37を選択できるミッションは、SU-37を使用する
  • F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
  • HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
  • 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
  • MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
  • 2回目のコイン選択はどちらでも良い
  • 特にRANKは問わない
  • 難易度はACE
  • キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない

 以上のルールで完了しました。

感想・SU-37が最強たりえない理由 §

 まずSU-37という機種は、全般的に見て飛び抜けて強い機種であることは間違いありません。

 しかし、どうしても超えられない限界もあるような感じです。

 まず、単なる印象から書きます。

 理由は良く分かりませんが、どうもSU-37は独特のクセがあるような感じで、乗りこなすまでに時間が掛かりました。乗りこなしてしまえば思い通りに飛ばせる良い機体なのですが、それまでの間は少ししっくり来ない気持ち悪さがありました。

 次に、結果から推測された問題について書きます。

 まず、YF-23Aチャレンジの感想にも書いたことですが、特殊兵装がQAAMというだけで特に優れた成果を出すのに不利だという印象があります。確かにビギナーには使いやすいのですが、ベテランがより素早くより多くの成果を出すには、XMAA/XLAAの方が好ましいようなのです。実は、特殊兵装がQAAMというだけで、最強FIGHTER決定戦での敗退確実と言っても良いと感じます。

 次に、どうもロックオンにもたつく(空も地上も)という印象があります。それを特に実感したMISSION 25『ハートブレイク・ワン』を、チャレンジ終了後にフリーミッションのF-15S/MTDで飛んで比較した結果、確信しました。F-15S/MTDと比較してSU-37はスカッと素早くロックオンしないことがあり、それがミッションの迅速進行の障害になっている感があります。

 総合評価という点からは、以下のようなことが言えると思います。

 SU-37とF-15S/MTDを比較すると、ハンガーで表示される数値的にはSU-37の方が優越します。実際に飛んでみると、ロールの素早さなどの機動性はSU-37の方が優越するように感じられます。しかし、的確に敵を捉え撃破するという観点からは、F-15S/MTDの方がスムーズに進行するように感じられます。これに、QAAMというハンデを足すとF-15S/MTDの方が優越していると感じられます。

 SU-35と比較してどうかというと、もちろんSU-35よりもSU-37の方が高性能です。しかし、特殊兵装がQAAMだというハンデを差し引くと、さほど大きな差は出ないような気もします。

なぜMISSION 16A『砂漠の矢』でハイスコアが更新できたのか §

 SU-37は最強ではないという結論が出たにもかかわらず、今回のチャレンジではMISSION 16A『砂漠の矢』でハイスコアを更新するという快挙を成し遂げました。

 これはなぜでしょうか?

 その理由は、XLAA/XMAA有利という原則が通用しない特異性がこのミッションにあるためではないかと思います。

 その特異性とは何か。

 それは敵機の攻撃目標が自機ではないということです。

 自機を狙って複数の敵機が襲ってくる状況というのは、距離さえある程度離れていればXLAA/XMAAを使って複数の敵機を落とすチャンスです。

 ところが、このミッションでの敵機の目標は、一部は自機や僚機を狙うものの、かなりの敵機は地上部隊と爆撃機隊を攻撃します。その結果として、敵機の位置やベクトルがばらけてしまい、XLAA/XMAAまとめて敵機を落としにくくなっているのではないかと感じます。感じるだけで、具体的な根拠はありませんが。

各ミッションの結果と感想 §

 以下に各ミッションの結果と感想を書きます。

MISSION 05『第三艦隊集結』 §

SU-37×4

 疲れて眠いのに無理な機動をやったら海面に激突しました。

 リトライ。

 F-15S/MTD並の凄い成果は出せませんでしたが、頑張れば出せるかもしれません。

 2機編隊を相手にQAAM2発撃つとか、3機編隊にQAAM2発+通常ミサイル2発撃つとか、そういったテクニックを使うと、そこそこ高速に進行させられることを確認しました。

 しかし、これらのテクニックは素早く選択を切り替える必要がありますが、何せ選択バグのあるACE COMBAT 5ですから、楽ではありません。現段階では、F-15S/MTDの方が強いという感想です。

 RANK Sクリア。

MISSION 06『白い鳥I』 §

SU-37×4

 いつものようにスムーズに戦えず。

 自分の疲れ、ミスもありますが、どうも機体がしっくり来ない感じもあります。

 RANK Sクリア。

MISSION 07『サンド島防衛戦』 §

SU-37×4

 シンファクシ浮上前に敵は全て撃破。しかし、あまりスムーズ感はありません。

 敵機も全て撃墜してミッションをクリアしました。割と楽勝ムード。しかし、気持ちよさがありません。

 RANK Sクリア。

MISSION 08『希望という名の積荷』 §

SU-37×4

 ショートカットを試みて、マザーグースワンに1発食らいました。

 なんと、マップ東端誘導に失敗して途中でMISSION UPDATEしてしまいました。メモを取るために画面を見ていなかった間の出来事です。

 更に珍事が。

 逃げるF-16Cを落とせそうだったので強引に追跡して撃墜してから反転して風車攻撃に行ったら、ぎりぎりで間に合わずマザーグースワンに激突されてしまいました。機銃で赤くなっていたので、本当に機銃弾1発が間に合えば上手く行っていたところです。

 リトライ。

 終盤を除けば割と上手くスムーズに進行。

 TOTAL POINTS 14020。ちなみに自己ベストは15540。SU-35チャレンジでは15100。F-15S/MTDチャレンジでは14660。リハビリー・デイジーズ・チャレンジではS-32で14340でした。

 これらの数字が直接的に機体性能の評価につなががらないとはいえ、ちょっと無惨な低い数字です。

 RANK Sクリア。

MISSION 09『憎しみの始まり』 §

SU-37×4

 ぎりぎりまで粘って、撃破できるものは全て撃破しました。

 TOTAL POINTS 20250は自己ベストのタイ記録です。おそらく、このミッションで可能な最大スコアです。

 RANK Sクリア。

MISSION 10『見えざる姿』 §

SU-37×4

 電子戦機がレーダーに映る前は目視で実体を撃墜。あとは電子戦機を落として、ネームぢきを含めて出てきた敵機は全て撃墜。

 RANK Sクリア。

MISSION 11A『報復の連鎖』 §

SU-37×4

 2回機銃をかすって焦りました。その他は特に大きなトピックもなくクリア。

 RANK Sクリア。

MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §

SU-37×4

 歩兵のSAMを除き、全て撃破。

 TUNNELは全て銃撃で撃破。

 最後のTUNNELは、3発のSAMの下をかいくぐって銃撃。

 終わってみれば、危なげなく全て完了。

 SU-37、このミッションとの相性は良いのかも。

 RANK Sクリア。

MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §

SU-37×4

 さほど不安感はなく、一気にリムファクシを沈められました。

 とはいえ、F-15S/MTDと比較すると、少し切れ味が落ちるような気がしないでもありません。

 RANK Aクリア。

MISSION 14『零下の檻』 §

SU-37×4

 ミッション開始時、他の用事が割り込んだのでA/B全開で飛ばしながら横を見ていたら、いつの間にか最も近い敵2機を通過していました。あとは、いつもと違う順路でクリアすることになりました。

 RANKは見ないでデブリーフィングをスキップしてしまったので不明。

MISSION 15『凍土からの救難信号』 §

SU-37×4

 徹底的に空戦しつつ進行。

 凄いぞ。TOTAL POINTS 24020は自己ベスト2位のタイ記録です。ちなみに、1位は25200。F-15S/MTDチャレンジの時の記録は23840。SU-35チャレンジの時の記録は23840です。

 しかし、ぶっちぎりでSU-37の強さが出たのかどうかは定かではありません。1つだけいつもと違う戦い方をしているからです。実は、シーゴブリンにとって脅威となっている敵を誤解していた可能性があると考えています。これまで、全ての敵がシーゴブリンの脅威であり、特に地上の対空火器が重要だと考えていました。しかし、もしかしたら敵機はさほどの脅威ではなく、AH-64が大きな脅威かもしれないと気付きました。そこで、地上の対空火器→AH-64→敵機の順に攻撃する方法を試してみました。結果として、シーゴブリンは一度もピンチを訴えずに終わりました。とはいえ、本当にそれが理由なのかは、もっときちんと検証を行う必要があります。s

 RANK Sクリア。

 コインは表を選択。

MISSION 16A『砂漠の矢』 §

SU-37×4

 ぬるくプレイするつもりで進行。

 野戦飛行場は完全に撃破。、野戦司令部は全て撃破できずに少し残してしまいました。

 しかし、MISSION UPDATE後につい熱くなって、全機撃墜を達成してしまいました。

 ところが! なんと着陸をうっかりスキップしてしまい、LANDING BONUSをもらいそこねてしまいました。とほほ。

 しかし、意外な結果はまだありました。何と、TOTAL POINTS 36535は自己ベスト更新! それまでの自己ベストは36440でした。SU-37をようやく乗りこなしてきた感じですが、それによって叩き出される成果も凄いものがあります。何しろ、ミスや無駄撃ちも見られたプレイ内容だったにも関わらず、自己ベスト更新とは。

 TANK Sクリア。

MISSION 17『JOURNEY HOME』 §

SU-37×4

 少し、頑張って空戦してみました。

 RANK Sクリア。TOTAL POINTS 30820。F-15S/MTDチャレンジ時は31260。自己ベストは33540ではるかに届きません。

 やはり、素早く多数の敵機を落とすという点では、XMAA/XLAA(/TLS)搭載機の方が有利なのか……。

 TANK Sクリア。

MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §

SU-37×3

 橋の影にいたSAMから至近距離で撃たれてあえなく撃墜されました。やはり調子に乗って低速で低空に降りてはいけませんね。

 リトライ。

 SAM×2と待ち伏せ6両はレーダーに映る前に銃撃で撃破。

 機銃をかすってDMG74%になったものの問題なくクリア。

 デブリーフィングがないのでRANK不明。

MISSION 18+『8492』 §

SU-37×3

 SU-37は高性能機だし、久々に全機撃墜に挑戦するか……ということで、ネームド機も含めて全機撃墜クリアしました。

 ACE COMBAT ZEROとXの荒波を超え、SU-37のような高性能機を使えば、このミッションもさほど怖くないという感じでしょうか。

 ちなみに、僚機が非常に多くの敵機を落としてくれました。

 デブリーフィングがないのでRANK不明。

MISSION 19『決路』 §

HAWK×4

 最近、周囲を見回す余裕が少しできました。

 やっぱり、第2トンネルの通過は怖いよ~。

 RANK Sクリア。

MISSION 20『古城の幽閉者』 §

F-35C+F/A-18E+F-35C+F/A-18E

 SU-37チャレンジの本題とは関係ありませんが、やはりこの編成は強いです。F-35C+F-14D×3よりも強いです。

 着艦は完璧。

 RANK Aクリア。効率よく進めすぎたかな……?

MISSION 21『孤空からの眼差し』 §

SU-37

 無理に強引な飛行もやってしまいましたが、SU-37なら問題なくリカバーできました。

 着陸は完璧。

 RANK Sクリア。

MISSION 22『封印』 §

SU-37×4

 無理をしないように心がけて進行。

 しかし、かなりスムーズで、僚機も割とよく敵機を落としてくれました。

 最後には敵機が出てこなくなり、残弾もたっぷり(終了時機銃223/通常ミサイル8/QAAM3)

 これは凄い成果を出したのかと思いきや。

 TOTAL POINTS 54790は、F-15S/MTDチャレンジの60830に遙かに及ばない凡庸なものでした。

 これはSU-35チャレンジでの54810と大差ない数値と言えます。

 やはり、特殊兵装がQAAMだと、迅速進行に不利となるような気がします。

 RANK Sクリア。

MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §

SU-37×4

 オヴニルハンティングには少々時間とミサイルを消費しましたが、全体として危なげなく進行。

 RANK確認忘れ。

MISSION 24『白い鳥II』 §

SU-37×4

 間抜け。一瞬だけ別のことに気を取られて落とされました。

 「戦いの中で戦いを忘れた」とランバ・ラルのような台詞を本当に言いたくなりました。

 リトライして危なげなくクリア。

 RANK Sクリア。

MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §

SU-37×4

 前半戦はスムーズに進行。経路選択は近・近・近。

 8492との空戦はかなり早めに終わりました。自力で落としたのは2機。

 しかし、ロックオンがやたらもたつくという現象が起きて、悩まされました。地上の敵にも空の敵にも。もしや、これがSU-37の限界?

 RANK Sクリア。

MISSION 26『混迷の海』 §

F-35C×4

 味方艦を全て守った上で迅速にクリア。

 ツボさえ分かれば、難度がグッと下がる感じです。

 着艦は完璧。

 RANK Sクリア。

MISSION 27『ACES』 §

SU-37×4

 おっと、間違って発艦をスキップ。まあいいか。

 ハミルトン撃墜は間に合わず。

 トンネルに入る直前に敵機が出現しましたが、無視して突入しました。

 トンネル内の敵機は全機撃墜したはずです。

 段違い平行棒を安心して高速通過できたのは、SU-37の機動性と安定性が卓越している証拠でしょう。

 RANK Aクリア。

MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §

SU-37×4

 残り1'12"でベルカ飛行隊全滅。

 ネームド機はQAAMのヘッドオン一撃で撃墜。

 あとはスムーズに進行。

 デブリーフィングが無いのでRANK不明。

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