2007年01月02日
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Model Graphix (モデルグラフィックス) 2007年 02月号 大日本絵画

Written By: 川俣 晶連絡先

バンダイEXモデル特集というか、ガンダム宇宙艦特集? §

 結局、問題は1/1700の模型に平然と1/700のパーツを使ってしまうことでしょうか。

 これは、「なんだか良く分からないけど緻密で凄い宇宙船」という印象を獲得する方法でしか無くて、本当に宇宙艦が好きな人ならやらない方法ではないかという気が……。

 ちなみに、以前自分で原型を作った1/2400の宇宙艦の改造作例を作る際に、1/700のパーツを使ったのは事実ですが、その際にあまりに使えるパーツが少ないことを呆然とした記憶があります。スケール感は合わないし、形から見えてしまう機能性が宇宙艦と噛み合いません。

 なので、最も小さいリノ級駆逐艦の時に、1つだけ統一スケール1/2400を外れる1/700ウォーターラインモデルを作ったわけですね。改造作例として、現代に到着した後に自衛隊から譲り受けた装備を搭載する実験艦という設定で、護衛艦の装備パーツを大量に取り付けてしまいました。

 いやまあ、それは余談ですね。関係ない話です。

イージス艦「こんごう」作例 §

 打ちのめされてしまいました。

 いやまあ、艦船模型の超絶作例に打ちのめされるのは毎度のことですが。

 たぶん、ピットロードの製品の作例なので、艦上に乗っているSH-60は、私が前にピットロードとアオシマのパーツをニコイチして護衛艦を造ったときに艦上に乗せたSH-60と同じではないかと思います。

 とすれば、同じであったはずのアレを、ここまで緻密に作り上げているとは……と思うと打ちのめされますね。