いきなりギャンゲル投票が定番のゲルググではなくギャンになった時点で、何となく予想していました。
そして、やはり来ましたね。
僅差でビグ・ザム。
ある意味で、燃える展開です。
おそらく、終盤戦のGP03Dに打ち勝てる唯一の選択です。
実は格闘だけではないギャン §
格闘戦重視のギャンを選ぶということは、一見して射撃パイロットを多く持つプレイヤーには不利であるように見えます。
しかし、ギャンを選ぶと実体弾射撃の機体の選択肢が著しく増えます。つまり、GP03DのHPを射撃で削れます。
ビグ・ザム2つの長所 §
一方、ビグ・ザムには、GP03Dを上回る2つの長所があります。
1つは、HPがより多いこと。
GP03Dとノイエ・ジールが勝負してノイエが競り負けやすい理由の1つは、HPで劣るためです。
iフィールド防御を前提に全攻で殴り合うなら回避能力はさほど意味を持ちません。単純にHPの多い方が有利という状況は、十分にあり得ます。
もう1つは、ビグ・ザムは汎用機であり、地上に降りられることです。地上での勝負になったら、連邦はGP03Dを使えません。
それに加え、もちろんビグ・ザムの方が早期に投入できるという長所もあります。
それにも関わらずいつもビグ否決なのは? §
たいていのプレイヤーはビグ・ザムを発売時点で買えず、終戦までに買えないプレイヤーも多いからでしょう。
それを度外視すれば、ビグ・ザムの方が良い選択だと思います。
しかし、ギャンは別 §
ビグ・ザムと違って、ギャンを選ぶ価値は大きいと思います。
これからは、積極的にギャンを選んで良いと思います。
ギャンを選んだ場合の問題点は、ゲルググ(EXAM)がガッシャを守る低壁にならないことです。昔は、それが重大な問題だと思っていました。しかし、最近は低壁として高機動ザクII後期型しか使わず、しかもそれで十分だということが確認できました。つまり、これは致命的な問題ではないと考えます。
補足 (2007年2月11日追記) §
質問があったので補足します。
全般的なことを言えば、これらはあくまで可能性の話であって、確実にできるという話ではありません。また、実際にビグ・ザム対GP03Dという対決も未経験なので、経験則ですらありません。あくまで可能性として考えたことです。
ですから、眉に唾を付けてお読み下さい。
ビグ・ザムの距離1がビームなのは不利ではないか? §
ビグ・ザムの距離1はビームなのでGP03Dのiフィールドに弾かれます。
それに対して、ノイエ・ジールなら距離1は格闘なので打撃を与えられます。
この点だけで考えると、ビグ・ザムは不利であるように思えるかもしれません。
しかし、ジオンPCのかなりの割合は、ノイエの距離1を格闘で使えないと思います。なぜかといえば、NT専用MAを活用する関係上、1壁2射1回避射撃(or射撃回避)という編成が定番としてあるからです。
この場合、格闘にそれなりの成長値を割り振っている可能性があるのは1壁だけですが、低壁としての役割があるのでノイエには乗せにくいのです。たとえ乗せたとしても、これまで打撃力として期待していなかったので、あまり格闘に成長値を注ぎ込んでいない可能性が高いと言えます。(任務浸りだと、成長値を割り振っていない可能性もあり得るます)
必然的に、ノイエは射撃で使うしかない……という形になります。
ちなみに、連邦PCも1壁3射が多いのですが、GP03Dの距離1は射撃であるため問題なく使えます。
もし格闘パイロットを乗せられないと考えたとき、ビグ・ザムあるいはノイエ・ジールで可能な戦いは、ビーム射撃の大打撃力でGP03D以外を撃つという選択肢しかありません。その際、HPが大きなビグ・ザムの方が長く耐えられて有利という可能性が考えられます。
ビグ・ザムだと中将でも3機編成になってしまうのでは? §
VPランカー時代、ビグ・ザムは4機編成で使っていました。(中将)
ビグ・ザム+ガッシャ×2+低壁(ザクII(+2)★★,リックドム褒賞機の一部,高ザク後期)といった感じですね。ただし、地上で4機は難しいと思います。
また、GP03Dと戦う場合、本当に4機の方が良いかどうかは分かりません。