SU-47だけで飛ぶBerkutチャレンジをやりました。
ACE COMBAT 5でやることのアイデアメモに残った最後の2つのうちの1つです。(もう1つは、銃撃封印チャレンジ……って何だろう?)。
最初にプレイしたときのキャンペーン終盤の愛機だったSU-47は、明らかに物足りない機種でした。しかし、その物足りなさが事実であるか、技量が上がった今確かめてみたいと思ったのもあります。
ルールは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にSU-47を選択できるミッションは、SU-47を使用する
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難易度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
以上のルールで完了しました。
感想・SU-47は本当に貧弱か? §
SU-47の特徴は、卓越した機動性と、それと表裏一体の今ひとつ安定しない飛行特性あると感じられます。つまり、乗りこなすのが難しいのです。
では、乗りこなせば強いのかというと、それは戦う相手によるというのが実感です。強力な敵機に囲まれるMISSION 18+『8492』では無類の強さを発揮するものの、対地攻撃の多いMISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』では厳しさしか感じられない印象です。
つまり、落差が激しいと言えます。
このことは、上手くはまると素晴らしい爽快感をもたらします。つまり、きつい対地攻撃から鮮やかな空戦への切り替えです。これは、MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』からMISSION 18+『8492』に切り替わる瞬間や、MISSION 25『ハートブレイク・ワン』のMISSION UPDATEのタイミングで訪れます。
その瞬間の開放感を堪能するのSU-47を楽しむ方法でしょう。
SU-47の空戦スタイル §
実は、SU-47には得意な空戦スタイルが2つあると感じました。
1つは、卓越した機動性を駆使したドッグファイト。
もう1つは、SAAMを用いた長距離狙撃です。
SAAMは大型機を迅速に撃墜するにも有用です。
対照的な2つのスタイルを使い分けられるのが、SU-47の面白いところですね。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
SU-47×4
驚くほど高い機動性と、短い通常ミサイルのリロードタイム。
特殊兵装がXMAAではなくSAAMであるのに、TND-F3チャレンジとさほど変わらないペースで進行したという印象です。
飛ばすのは難しいが、とても強力です。
RANK Sクリア。
MISSION 06『白い鳥I』 §
SU-47×4
何気なくC-130に通常ミサイルを当ててからとどめをさそうと銃撃していたら、投下された空挺戦車が目の前に飛び出してきました。そのままパラシュートに銃撃中の機銃弾が命中。そのまま空挺戦車は落下して撃破されました。珍しい珍事でした。
F-20Aを背後に引き連れつつ、撃たれないで飛行できるパワーも魅力。
RANK Sクリア。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
SU-47×4
シンファクシ浮上時、かなりの敵機を残してしまいました。
ちょっと銃撃による対艦攻撃にこだわって遊びすぎたかも。
シンファクシのとどめは、あえてSAAMの無誘導発射にこだわってみましたが、上手く当たりません。シンファクシそものには当たっているような気がしますが、それだけでは不十分であるようです。
全般的な印象としては、やはり強いと思います。しかし、なぜか僚機の活躍があまり目立ちません。
RANK Sクリア。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
SU-47×4
久々にマザーグースワンをマップ東端に誘導して全力戦闘。
TOTAL POINTS 15100は、自己ベスト3にも入っていませんが、4目標を攻撃できるXMAA/XLAA抜きで出した成果としてはかなり優秀です。
ちなみに、自己ベストはTYPHOONによる16180。それに次ぐ15540はMIG-21-93、X-02で達成。おそらく、15100はそれに次ぐ記録ではないかと思います。ちなみに、SU-35チャレンジでの15100とタイ記録になります。
RANK Sクリア。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
SU-47×4
TOTAL POINTS 20250は自己ベストのタイ記録です。おそらく、このミッションで可能な最大スコアです。
RANK Sクリア。
MISSION 10『見えざる姿』 §
SU-47×4
久々に、目視判定で実体を全て撃墜してから電子戦機を最後に落とすプレイを実行。
SU-47の高い機動性を体感していると、それをやってみたくなったのです。
RANK Sクリア。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
SU-47×4
試しに、目の前のF-14B×2を無視してF/A-18E×3を攻撃に行ってみました。すると、F/A-18Eを落としても増援F-14Bが出ることを発見。しかも、こいつが空港から逆行する向きに出現したりすると、驚くほど遠くまで連れて行かれてしまいます。
それによって、いつもより長い時間を費やしました。
ちなみに、地上の敵は全て銃撃で撃破。いや、何となく銃撃したかったので。
RANK Sクリア。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
SU-47×4
この過敏な機動性があれば、TUNNEL銃撃も何らストレスを感じません。ただし、乗りこなす腕があれば……ですが。
その余裕を使って、久々に見えないSAMを1つ銃撃で撃破しました。
見えないSAM以外の出てきた敵は全て撃破。
RANK Sクリア。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
SU-47×4
どうも機動性が良すぎて無理に突っ込みすぎるようです。
リトライ3回。更に日を改めてやっとクリア。
終わってみると、通常ミサイルが6発も残っていました。
やはり、SU-47は使い方さえ間違えなければ優秀です。
RANK Aクリア。
MISSION 14『零下の檻』 §
SU-47×4
たっぷりあるSAAMを使って遠距離狙撃を繰り返しました。これはこれで快感ですね。
RANK Sクリア。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
SU-47×3
序盤はSAAMを撃ちまくる遠距離狙撃で敵戦闘機を落としつつ進行。
SAAM2発でE-767を、その後ろのネームド機をSAAM1発で仕留めたまでは順調。
しかし、なかなかナガセが見つからず。焦りましたがやっと発見。
TOTAL POINTS 19520。スコアをねらっていないので、あまり良い成果ではありません。
RANK Sクリア。
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
SU-47×4
地上の敵は残り21秒ぐらいで全て撃破。無理かと思いましたが、あっさりと達成しました。通常ミサイルが余りまくっていて、それを投入したというのもありますが、SU-47の性能は凄いかも。
ただ、対地銃撃は不安定感があってやりにくかったのも事実です。
残弾は機銃321/通常ミサイル0/SAAM0/DMG0%。
特に機銃321のインパクトは大です。つまり、もっと機銃をばらまいて素早く進行させていれば、スコアの上乗せの可能性すらあるわけですから。
TOTAL POINTS 36415。
RANK Sクリア。
ちなみに、このスコアがどのあたりに位置するのかというと。最近のランキングを見ると分かると思います。
- 自機TYPHOON+僚機 37665 (自己ベスト)
- F-15S/MTDチャレンジ2回目 37515
- TYPHOONチャレンジ2回目 36905
- SU-37チャレンジ 36535
- それ以前の自己ベスト36440
つまり、SAAMというハンデ、スコア上乗せ可能なゆとりの存在を考えに入れるなら、非常に高い水準の成果を出していると言えます。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
SU-47×4
当たらなくてもミサイルをバシバシ撃って押し切る方式で戦闘。
ステルス攻撃機はぎりぎりまで全滅を遅らせてスコア上乗せ。
TOTAL POINTS 35900は今となっては平凡なスコアですが、SAAMの機種で無駄の多い戦い方をしたにしては破格の良い成果という気もします。
RANK Sクリア。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
SU-47×3
機銃に撃たれていきなりDMG88%。
待ち伏せの6両とレーダーに写らないSAM×2は、見えるようになる直前ぎりぎりに銃撃で撃破。対地銃撃はやはり不安定感があります。
しかし、そのまま落とされてリトライ。
今回は慎重に進めたので順調。とはいえ、かなり大変です。SU-47は低速対地攻撃には向かないのかも。
デブリーフィングがないのでRANK不明。
MISSION 18+『8492』 §
SU-47×3
全ミッションでの不安定感は一掃され、いきなり水を得た魚のようにアクティブに生き生きと空戦を実施。ネームド機を含め全機撃墜。
おそらく、SU-47という機体から見て、MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』は相性が特に悪く、MISSION 18+『8492』は相性が特に良いのでしょう。
デブリーフィングがないのでRANK不明。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×4
疲れていると、第2トンネル通過は非常に怖いですね。おかげで、うっかり「追っ手はまだいる?」にYesと答えてしまいました。
RANK Sクリア。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C+F/A-18E+F-35C+F/A-18E
ミサイルあまりまくりで終了。
昔は地上の敵相手でミサイルを使い切っていたので、かなり上手くなってますね。
RANK Sクリア。
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
SU-47
低空で高速飛行を行って素早く進行。不安感はありませんでした。
RANK Sクリア。
MISSION 22『封印』 §
SU-47×4
ショック。回避機動中に敵ミサイルの前に飛び出してしまいました。しかも、はっきりと肉眼で敵ミサイルが飛んでくる煙が見えました。
あれ、おかしいな。また回避起動中に落とされました。良い成果を狙いすぎたせい? それとも、全力で回避しなかったから?
再度リトライ。
そしてやっとクリア。
やっている途中では上手くやったつもりですが、TOTAL POINTS 53290は平凡なスコアでしかありません。自機が良くやっても、僚機の活躍がイマイチのようです。
RANK Sクリア。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
SU-47×4
凄いぞ。オヴニルにSAAMは有効と確認!
と思ったら既に「ACE COMBAT 5 攻略ガイド "Incomplete" ~番外・本当は凄いSAAM!~ [改訂版]」で過去の自分も確認済みと発見。
人の記憶力は危ういですね。
RANK Sクリア。
MISSION 24『白い鳥II』 §
SU-47×4
初回プレイ時、SU-47で苦労した記憶があります。
そして、今回も苦労しました。どうも過敏で不安定な機能性ゆえに、回避機動しつつ決まった位置をキープするのが難しいのかも。
SU-47の僚機も頼りないし。
1回落とされてリトライしてクリア。
RANK Aクリア。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
SU-47×4
経路選択は近・近・近。
この機種では、銃撃を多用して地上の敵を片付けるのは難しいので、通常ミサイルもかなり併用。おかげで8492と空戦するための通常ミサイルがあまり残らない……と思ったら、この機種の卓越した空戦性能のおかげでほとんどミサイルを消費せずに終わりました。つまり、かなり通常ミサイルが残ったということです。
8492は出会い頭のSAAM狙撃で1機撃墜。その後、乱戦になって通常ミサイルで1機撃墜。あとは激しく逃げる敵機にSAAMを撃ちまくって撃墜。計3機を自機で落とせました。
つまり、困難な対地攻撃から鮮やかな空戦へのコントラストが印象づけられるミッションでした。
RANK Sクリア。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C×4
RANK Sクリア。
MISSION 27『ACES』 §
SU-47×4
いつもは全ての地上の敵を撃破してから空戦に入っていますが、先に空戦も織り交ぜて行う方針で今回はやりました。
ハミルトンはSAAMで撃墜。
トンネル内の敵機は1機のみ見逃したと思います。(トンネル内第2陣3機のうち2機のみSAAMで落として1機見逃した)
RANK Sクリア。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
SU-47×4
ベルカ飛行隊は出会い頭のSAAMで1機落としたものの、残り7機と乱戦に。そこで、ちょっと対処方法で悩んで積極的な空戦に入るのが遅れたかも。
あと6秒でベルカ飛行隊全滅。
デブリーフィングが無いのでRANK不明