今日は、短い時間でちらっと新宿御苑の温室と旧洋館御休所に行ってきました。
なぜ新宿御苑なのかというと、一度はきちんと行っておきたいと前々から思っていたのに加え、温室が立て替えのために2007年5月14日から臨時閉館に入ると知ったからです。新しい温室は何と4年後でなければ開館しません。そのようなわけで、見るなら今見るしか機会がないわけです。
旧洋館御休所 §
都営新宿線の新宿三丁目駅で降り、新宿門から入って温室を目指していると、素晴らしい建物が目に入って立ち寄りました。西洋風木造建築の旧洋館御休所です。何と、中にも入れてくれます。皇族が使った風呂やトイレまで見られます。
しかも、入場無料。新宿御苑本体の入場料だけで見られます。
とはいえ、いつでも開いている訳ではありません。
「定期公開日:毎月第2・4土曜日」だそうで、偶然にもその日に前を通りかかった幸運に感謝!
温室 §
常識を絶する形状、サイズ、匂いのする植物のオンパレード。
これは面白すぎます。しかも、新宿御苑の入場料だけで見られます。
日常的に知っている常識的な植物のイメージからかけ離れた植物を見るのは、ある意味でバージェスモンスターを見るのに近い感覚です。しかし、これはいままさに現在進行形で生きています。
しかも、絶滅危惧植物も並べて展示してありました。もはや、自然には生育していない植物が、手を伸ばせば容易に触れられる近さで、目の前の鉢に平然と植えられているのはかなり衝撃的です。
ちなみに、匂いといえば、カレーの匂いがする植物というのはかなり驚きですね。まさに、そのような匂いがしました。
なぜ4年も掛かるのか §
単に建物を建てるだけではなく、植物の根を切って活発化させ、移動の準備をしてから移す手間が必要とされるようです。きちんと安定的に植物たちを移動させるために、それだけの時間を要するようですね。
しかし、新宿御苑の大半は歩かず §
あくまで今日の目当ては温室だったので、新宿御苑の大半は歩いていません。
そのうちに、千駄ヶ谷門まで歩いてみたいと思っています。