これまで、MISSION 26『混迷の海』の敵機出現条件は、漠然と
SU-27→全滅後SU-32→全滅後TYPHOON→全滅後F-2A→全滅後F/A-22A+F-35C
だと思っていました。いや、何となく印象だけで。実際は違う状況も見ていましたが……。
しかし、それは大間違い。
これらは単にいつものパターンプレイだとおおむねこの順番で出るように見えていただけでした。
実際はもっと奥が深いことが分かりました。
そして、それぞれの機体の出現条件とカラーを調べることで、そこにベルカ陰謀の証拠が存在することまで分かりました。(びっくり!)
敵機出現条件(ネームド機除く) §
- SU-27×2 → TIME 19'31"に自機西方に出現
- SU-32×2 → SU-27全滅時、自機正面に出現
- TYPHOON×2 → SU-32全滅時、自機正面に出現
- F-2A×2 → オーシア艦隊敵対時、自機正面に出現
- F/A-22A×2+F-35C×2 → ネームド機を除く他の敵機全滅時、自機正面に出現
ちなみに、F-2Aの出現条件に敵機が関係していないことから分かる通り、SU-32とF-2Aをほぼ同時に出す……ということも可能です。(実際に検証飛行中に遭遇した)
出現条件の分類 §
これらは大別すると以下の2グループに分類できます。
- オーシア艦隊が敵対するか否かに関係なく出る (SU-27, SU-32, TYPHOON)
- オーシア艦隊が敵対しなければ出現しない (F-2A, F/A-22A, F-35C)
この分類から、上はユーク軍機、下はオーシア軍機……のように思えますが実は違います。
真の分類とは? §
敵機出現連鎖は、ユーク軍機の「SU-27→SU-32→TYPHOON→」という流れと、オーシア軍機の「F-2A→」という2つの流れが存在しますが、最後のF/A-22A+F-35Cに限っては双方の連鎖が完了していることが条件になっています。つまり、この編隊は、ユーク軍機の出現連鎖と、オーシア軍機の出現連鎖の双方の終着点となっているのです。
連鎖を模式的に書くと、以下のようになります。
「SU-27 → SU-32 → TYPHOON → F/A-22A+F-35C ← F-2A」
ベルカ陰謀の証拠 §
実は、実際に飛んでズームで機体のカラーを確認すると分かりますが、F-35Cはユーク・カラーです。一方、F/A-22Aにはオーシア・カラーです。(ちなみに、F/A-22Aの3番目のカラーはメビウス・カラーで、ユーク・カラーは存在しない)。
つまり、このF/A-22A+F-35Cという編隊は、オーシア機とユーク機の混成編隊ということになります。素直にオーシアとユークは戦争をしていると思っている一般パイロットがこのような編隊を即座に組むとは考えられないので、やはりこの編隊に乗っているのはベルカ人か、あるいはベルカへの協力者となったパイロットと見るべきでしょう。
つまり、この編隊こそ両国の戦争がベルカの陰謀だという証拠と見ることができます。
感想・所属国判定の意味 §
たいていの場合、出現する敵機の所属国は明瞭です。(たまにフェイクもありますが)
しかし、MISSION 27『ACES』とこのミッションは別です。敵対ユーク勢力と、敵対オーシア勢力が入り交じります。それでも、敵艦はまだ分かります。艦隊を組んで移動しているし、オーシア艦にはOSの文字が付いて識別が容易にできます。ですが、敵機は自由な位置に出現して飛び回るので、なかなかはっきりしません。
しかし、そのはっきりしない国籍を明確にしていくと、これほど面白い結果が出ようとは!