コロニー任務後半戦も終了しました。
コロニー破壊ということで、ジオン惨敗です。残念。
しかし、これだけコロニー任務を熱心にやったのは、もしかしたら初めてかもしれません。ブリティッシュ特務大隊参加時よりも、もっとやったような気がします。
ちなみに、なぜコロニー任務参加に消極的になるのかといえば、ランキング戦に有利ではないという理由の他に、対PC戦で負け越す立場で参加するとむしろ迷惑になるという考えがあるからです。特に、宇宙後方で任務に浸った部隊であれば、弱体化が著しく、やればやるほど連邦に勝ち星を進呈するようなものです。
これは逆に言えば、対PC戦で勝ち越せれば、コロニー任務も楽しいということを意味します。
そして、トーノ・ゼロ隊は、まさに「宇宙後方で任務に浸った艦長Lv32の弱体部隊」でありながら、対PC戦で勝ち越しに成功しました。
成果 §
以下はこれを書く直前の数値です。全戦績とPC戦戦績は作戦開始からの累計なので、コロニー任務以外を含みます。コロニー任務は、第13週の実行分のみです。(第11週にはやっていない)
- コロニー任務 実行47回、成功38回、失敗9回、成功率38/47=約0.81=約81%
- 全戦績 1056勝131敗 勝率1056/(1056+131)=約0.890=約89.0%
- PC戦戦績 186勝130敗 勝率186/(186+130)=約0.587=約58.7%
ちなみに、PC戦の負けは、こちらの編成への対処を連邦PCが学び始めたためか、後に行くに従って敗北率が上がっていきました。
また、PC戦の負けには、序盤の試行錯誤による負けも含まれます。コロニー任務は編成確定後に始めているので、これの負けに編成の試行錯誤分は含まれません。
以上を含めても、十分すぎるほど「勝ち越し」という結果を出せました。
いかにして弱体部隊で勝ち越したのか §
話は簡単です。
全力で戦艦を狙っただけです。
前作戦で、戦艦を狙ってくる嫌な連邦PCが宇宙後方で駆逐任務をしており、それを防げなかったことから着想したものです。
GNO1のコロニー任務の歴史を振り返ると、一時期、双方が戦艦狙いの撃ち合いが定番だったことがあります。しかし、ゲームバランスの修正が入って、艦長の回避さえ上げれば戦艦は落とされないようになり、戦艦狙いは下火になったと記憶します。
それにも関わらず、なぜ今再び戦艦狙いなのか。
その理由は以下の3つです。
- 艦長の回避を上げていないPCも割と多い
- ノイエ・ジール(連邦はデンドロビウム)という桁違いに強力な機体が使えるようになった
- ノイエ・ジールの射撃でデンドロビウムを狙っても有効なダメージを与えられない
射撃パイロット主体の編成の場合、ビーム兵器以外の攻撃が格闘しかないノイエ・ジールでデンドロビウムとは戦えません。この場合、戦艦狙いとは、デンドロビウムを有する連邦PCと戦いうる唯一の選択肢となります。
そして、それは有効でした。
デンドロビウムを狙わなければ…… §
MSN-01のように、ビーム射撃兵器しか装備していない機種も有効活用できます。
これは非常に好ましい特徴です。NT-5パイロットが搭乗した全力防御のMSN-01はそう簡単に撃破することはできないからです。
また、ジオン終盤の最強1機制限機とも言えるガーベラ・テトラも射撃で活用できます。
編成 §
実際に使用した編成は以下の通りです。(戦艦以外は戦艦狙い索敵距離全体)
- ノイエ・ジール 防御重視 射撃距離2 (射撃MAX 回避ややアップ 先制ややアップのパイロットが搭乗)
- ガーベラ・テトラ 全力攻撃 射撃距離2 (射撃MAXのパイロットが搭乗)
- MSN-01 全力防御 射撃距離1 (射撃MAX 回避MAX 先制ややアップのパイロットが搭乗)
- (戦艦 全力防御 待機 艦長は成長値を使用せず)
配置は全機前列配置です。
本当なら、ノイエ・ジールのパイロットは、回避MAXがあるとモアベターです。また艦長も回避MAXがベターです。先制は全機上げれば上げるほど有利です。
この編成の意図は、「生存率を高めつつ全機戦艦に対して打撃力になる」というものです。
連邦PCが主に強ねらいと低ねらいで構成されるという認識から、強ねらいの標的になるノイエ・ジールを防御重視にしています。また、最もHPが少なくあっさり落とされる可能性がある低壁をNT専用機として防御力へのNT補正を見込んだ上で全力防御としています。更に、低壁はNT専用機であるため射撃への補正も大きく付くため(ジオンのNTは射撃の方に大きな補正が付く)、全力防御でもある程度の打撃力として期待できます。
強にも低にも狙われないガーベラ・テトラは防御を考えずに全力攻撃としています。とはいえ、いろいろな理由から狙われることがありますが、HPの多い強力な機体なのでそう簡単には落ちません。
この編成では、意識的に連邦PCから狙われるノイエ・ジールが落とされることが珍しくありません。しかし、落とされる前に戦艦のHPの大半を奪っておければ、残った2機で戦艦を仕留められます。
実際はどうだったのか §
弱体部隊でも勝ち越せたので、一応の合格点を上げても良いと思います。
しかし、万全ではありません。
この編成の問題点は主に3つに絞られました。
- 相手の艦長レベルが36ぐらいになると、まず戦艦に射撃が当たらない
- ノイエ・ジールのパイロットの回避が十分ではなく、ズバズバと攻撃を受けてしまった
- 移動力が2しかないガーベラ・テトラは迅速に敵戦艦を射程圏内に捉えられない
最初の2つは、自部隊を強化すれば解決できるかもしれません。クール全体を通して任務はほどほどにして、経験値も稼ぐということです。
最後の1つは、宇宙なら移動3となる専用MS14Bを使う……というアイデアを持っていますが、今回はそれを試すチャンスはありませんでした。
コロニー任務の成功率について §
大ざっぱな印象で言えば、コロニー任務全5戦のうち、平均して2回程度がPC戦になっていたような気がします。この2回のうち1回は勝てるとすれば、任務そのものは完了できます。それゆえに、PC戦の勝率以上にコロニー任務の成功率が高いと考えられます。
また、コロニー任務では味方全部隊が戦艦狙いであった場合、相手に一人でもカモとなるPCがいればそれだけで勝てます。カモとは、HPが少ないペガサスであったり、アルビオンでも戦艦が全力攻撃だったりするケースです。そういう艦長が一人でもいれば、まず勝てます。そのため、野戦での召還戦(1対1)よりも、コロニー任務で連邦PCを召喚した場合(3対3)の方が、勝率が高いと言えます。
感想 §
昇進のために勲章稼ぎへの執着が無ければ、こういう遊びを楽しむ余地もあるわけですね。