2007年07月20日
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LightWave 9 魚眼レンズ効果比較レンダリング画像

Written By: 川俣 晶連絡先

 LightWave 9のテストレンダリング結果で、魚眼レンズ効果の効能がイマイチ分かりにくかったので、あらためてレンダリングやり直し。

クラシックカメラ・デフォルト設定 §

 まず標準のクラシックカメラの場合。

クラシックカメラ

アドバンストカメラ・球状45度 §

 アドバンストカメラに切り換え、球状45度に設定。

 しかし、このままではクラシックカメラと大差ない。

45度

アドバンストカメラ・球状90度 §

 球状45度から90度に拡大。

 文字全体が見えるようになる。

90度

アドバンストカメラ・球状180度 §

 90度から180度に拡大。丸い地球の水平線が意識できる……のではなく、床は平面のはず。それが丸く見えるほど歪んでいる。

180度

アドバンストカメラ・球状360度 §

 全方位の全てが視野に入った結果、文字と床は視野の一部を占めるに過ぎないことになり、小さくレンダリングされてしまう。

360度

感想 §

 面白いように歪んでくれるのは良いのですが、視野が広くなるため対象物がどんどん小さくなっていきます。視野角の調整を行うと同時に、対象とカメラの距離も調整する必要が出てちょっと面倒。あと、プレビュー段階ではカメラの歪みを計算に入れてくれないので、レンダリングしながらでなければ位置決めできないのも大変。

 とはいえ、効果そのものは悪くないですね。