トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「ムウマージ!悪夢からの脱出!!」
あらすじ §
サトシ達はムウマージ見せる幻覚の世界に入り込みます。
そこで、サトシはシロナと対戦し、ヒカリは母と対戦し、世界1を達成します。
タケシは多数のジョーイとジュンサーに求愛されます。
ムサシは女優、コジローは王冠、ニャースはサカキの寵愛という夢を実現します。
しかし、一時的にグレッグルの毒づきで目覚めたタケシは幻覚に気付き、サトシ達に警告します。
サトシ達は、巨大化したピカチュウ、ポッチャマ、グレッグルの力で幻覚を打破します。そして、夢が叶ってしまうと寂しく、夢は自分で叶えねばならないと告げて、現実世界に帰還します。
感想 §
今回の内容は、主要登場人物の表面的な夢から始まり、その深層に入り込む内容だった……といえばよいでしょうか。
最も典型的なのは、グレッグル顔のジョーイ、ジュンサーに襲われるタケシという描写です。グレッグルに起こされる瞬間、幻のジョーイ、ジュンサーの顔が全てグレッグルになります。これはグレッグルに起こされたという認識が、矛盾したビジョンを見せたとも解釈できます。しかし、別の見方をすれば、グレッグルもタケシへ求愛する女性達の仲間である……とタケシに認識されている可能性を示唆します。
サトシとヒカリに関して言えば、この2人が真に倒さねばならないと無意識的に認識されている相手が、シロナとヒカリママであることが示唆されます。
つまり、サトシから見て、シロナとは絶対に勝てない相手であり、それにも関わらず倒さねばならない相手なのです。
一方のヒカリの立場は、あまりにも未熟で経験不足です。それゆえに、まだ母親が倒すべき最大の相手として認識されます。現在のヒカリの旅は、母親によってお膳立てさせられた旅であり、まだヒカリ自身の旅とは言い難い部分があります。だからこそ、ヒカリは母親という存在を打倒しなければならないのでしょう。
更に感想 §
という話はさておき、今回のエピソードは楽しいですね。
光についての話題から、そのヒカリじゃない、という突っ込みから始まり、可愛いヒカリの新コスチュームも出てきます。
ロケット団の「やな感じ」の無限ループはホラーですが。
ラストの巨大化ポケモンが放つ空想上の技の数々はやはり爽快ですね。
今回の一言 §
ラストの巨大化ポケモンについて言うと、タケシも一人前の戦いの担い手として3人並んでいるところが印象的ですね。
今回は、女房役として目立たないタケシがさりげなく前に出てきた話と見ることもできるような気がします。
しかし真の見所は §
きちんと描き分けられているジョーイさんでしょう。
私はきちんと区別できませんが…… (汗。