真説ACE COMBAT 5 / MISSION 10『見えざる姿』青空少女隊編 §
航空自衛隊入間基地
ここにはまだ中東の戦いの空気は及んでおらず
平和の香りに満ち満ちている
ナガセ「それは我々じゃありません。われわれが駆けつけたときにはすでに……」
グリム「そうです。アニメのレーザーディスクで見たところでは、入間の第801TTSという女性だけのアグレッサー飛行隊が……」
「801TTS、8001TTS。君たちの説明はそればかりかね。我が入間基地にそんな部隊番号をもつ飛行隊は存在しないのだよ」
チョッパー「ちくしょう! なんだってんだ!」
ブレイズ「アニメの見過ぎだと思います」
真説ACE COMBAT 6 / MISSION 01『グレースメリア侵攻』青空少女隊編 §
ゴーストアイ「ACE COMBAT 6の売り上げが危機的状況だ。2007/12/01現在、Xbox Liveで確認できる有効プレイヤー数は約15万人しかいない」
シャムロック「15万人もいるなら多いんじゃないか?」
ゴーストアイ「全世界の通算プレイヤー数だ。とても十分とは言えない。そこで、人気てこ入れのため臨時編成を実施する」
シャムロック「それじゃ僕はいよいよタリズマンと組めるんだね?」
ゴーストアイ「残念ながら違う。女性だけの飛行隊を編成して、あざとく人気を狙う。ACE COMBATシリーズ各作品から女性パイロットを引き抜いて飛行隊を編成する。ブルー スカイ ガール チームだ」
シャムロック「まんま、青空少女隊かよ」
ゴーストアイ「まずは、我々のACE COMAT 6からは彼女が参加する」
ラナー「ラナー、ビジュアル系大好き、攻撃する」
シャムロック「好きな相手を攻撃するって、サド系かよ」
ゴーストアイ「次はACE COMBAT Xだが、生憎と女性パイロットが見あたらない。そこで、なよなよして女性的なユジーン・ソラーノを代役にとも思ったが、彼はパイロットではない。残念だが、これはパスだ」
シャムロック「どうせなら、サーフィンするサンタおじさん人形でもUAVに乗せたらどうだ?」
ゴーストアイ「次はACE COMBAT ZEROからはマルセラ・バスケスに参加してもらう」
エスパーダ2「私は男女ペアの飛行隊以外はお断りよ」
シャムロック「やけにあっさりふられたな」
ゴーストアイ「気にすることはない。女性パイロットの候補は多い。特にACE COMBAT 3にはな」
シャムロック「確かに女の子が多いUPEOには移籍したいと思ったことはあるな。愛する妻子ができる前だが」
ゴーストアイ「まずはUPEOのエース。紘瀬玲名だ」
紘瀬玲名「わたし……だれ? ディジョン!」
シャムロック「おい。MISSION 12『大量破壊兵器無力化』の谷間を飛ばせたら、おかしなことを口走ってるぞ」
ゴーストアイ「彼女がダメでも問題ない。ACE COMBAT 3は人材の宝庫だ。次は、シンシア・ブリジット・フィッツジェラルド」
シンシア「ごめーん。もうサブリメーションされちゃったから、肉体は無いの。この色気のある身体で馬鹿な男どもの財布の紐をゆるめるお手伝いはできそうもないわ」
シャムロック「またふられたぞ」
ゴーストアイ「大丈夫だ。まだ1人いる。次は、フィオナ・クリス・フィッツジェラルドだ」
フィオナ「姉さん、まだサブリメーションがどうのと世迷い言を言ってるのね。どこまでも追いかけて目を覚まさせてあげるわ!」
シャムロック「妹の方もどこかに行ってしまったが……」
ゴーストアイ「問題ない。真の真打ちは最後に出てくるものだ」
シャムロック「じゃあそれを見せてくれよ」
ゴーストアイ「はぁはぁ三兄弟、もとい、ケイ・ナガセ三姉妹だ」
ケイ・ナガセ×3「姉妹じゃない!」
ゴーストアイ「紹介しよう。まずACE COMBAT 2から頼れる傭兵パイロットのケイ・ナガセ」
ケイ・ナガセ長女「指示された目標はバッチリ撃破するわよ。任せといて」
ゴーストアイ「次にACE COMBAT 04から民間航空会社エアイクシオン701便の副操縦士、ケイ・ナガセだ」
ケイ・ナガセ次女「ジェット旅客機のアクロバット飛行なら任せて。戦闘機からの攻撃だって回避できるわ」
ゴーストアイ「最後にACE COMBAT 5からオーシア第108戦術戦闘飛行隊ウォードッグ隊の2番機パイロット、ケイ・ナガセだ」
ケイ・ナガセ三女「私は……死にません」
シャムロック「しかし、全員同じ名前では困らないか?」
ゴーストアイ「その通りだ。そこで、子供がベッドに行く時間を過ぎても寝ないで考えた。まず、ケイ・ナガセ長女。おまえは対地攻撃をきっちり実行してくれるが金を取るケイ・ナガセと呼ぶことにする」
ケイ・ナガセ長女「ギャラさえもらえれば、何だってするわよ」
ゴーストアイ「次に、ケイ・ナガセ次女。おまえは金を払おうとお願いしようと何をしても敵を攻撃してくれないで守られるだけのケイ・ナガセと呼ぶことにする」
ケイ・ナガセ次女「攻撃して欲しかったら、旅客機にミサイル付けて」
ゴーストアイ「最後に、ケイ・ナガセ三女。おまえはあんな飛び方をしていると死ぬぞと言われていたのに死なない不死身のケイ・ナガセと呼ぶことにする」
ケイ・ナガセ三女「不死身ではありません。死んでも英雄として蘇るのです。ラーズグリーズ的には」
ゴーストアイ「どうだ、シャムロック。素晴らしいメンバー編成だろう」
シャムロック「そ、そうか……? なら活躍を見せてもらおうか」
ゴーストアイ「了解した。ブルー スカイ ガール チーム! グレースメリアに侵入したアンノウンを撃退せよ!!」
ラナー「敵がビジュアル系じゃないからイヤ。ヴォイチェクじゃなくてパステルナークなら良かったのに」
ケイ・ナガセ長女「金が先よ」
ケイ・ナガセ次女「ハンガーに私が操縦できる旅客機がありません」
ケイ・ナガセ三女「私は2番機でしか飛びません。ゆえに、単機での出撃はあり得ません」
シャムロック「全機出撃不能かよ!」