いやー、キューソネコカミを取るのがこれほど大変だとは思いませんでした。もちろん、トーブリをエレベータに乗せるのが難しいのです。
しかし、これを大幅に楽にする(労力をほぼ半分にする)方法を確立しました。
(以下、エレベータから通路を見る方向を基準に左右を記述します)
トーブリをエレベータに乗せる方法 §
トーブリをエレベータに乗せるのが難しい理由は複数あります。
- トーブリはランダムに歩き続けている (基本は周回運動)
- エレベータから離されても常にエレベータから最も遠い位置に戻ろうとする。その際は直進して戻ろうとする
- ユウナがトーブリの前に立ちはだかっても左右に避けて移動してしまう
- トーブリは楽団員を押しのけて移動する。楽団員を配置してトーブリの行動を制約することはできない
- 移動中に視点が変化するため、それに応じて同じ方向に進むために行う操作が変わってしまう
これを回避してトーブリをエレベータに乗せる方法はおそらく1種類しかありません。
- 通路の左側から少し離れた位置にユウナを立たせ、その隙間に対してトーブリが直進する形を作る
- 両者に制約されてトーブリはその場で足踏みする
- ユウナを前進させるとトーブリはそれに押されて移動する
- そのままエレベータに押し込めばそれ以上トーブリは動かなくなる
このやり方はキューソネコカミの具体的な取り方講座やアルティマニアで紹介している方法です。
しかし、この方法には2つの問題があります。
- 少しでも通路中央寄りに行ってしまうと、通路との隙間からトーブリが戻ってしまう
- 少しでも壁寄りに行ってしまうと、トーブリが右から抜けて戻ってしまう
- 壁との距離を一定範囲内で微妙に守りながら前進する必要があるが、移動するに従ってカメラの視点が変わり、操作すべき向きが変わる
何回やっても上手く行かなかったのですが、問題が2つあることが分かりました。
- 視点の変化が激しい中央付近がミスしやすい
- 微妙な操作が多く、うっかりミスが発生しやすい。最初から最後までノーミスで押し切るのは難しい
そこで、少なくとも後半に微妙な操作を必要としない方法を編み出しました。
後半の作業を→ボタン押しっぱなしで終わらせる §
- トーブリをエレベータに向かって押し始める
- 視点が真横から見るあたりの位置まで進める
- 床のラインに注目し、これが完全に水平な位置に来るようにユウナを微妙に左右に移動させて調整する (←ボタンと→ボタンを本当に僅かに押して行う)
- ユウナの左半身(ユウナから見て右半身)がトーブリの肩を強制的に押しつけているような位置関係を確認し、そのまま→をずっと押し続ける
- トーブリがエレベーターに乗ってユウナが飛び出するまで押し続ける。離してはいけない
解説 §
FFX2は、移動方向がカメラに対して相対的に決まります。その結果、同じ方向に移動するために必要な操作がカメラの方向によって変わります。しかし、移動操作を続ける場合(→←↓↑ボタンを押し続ける場合、または左スティックを倒し続ける場合)は、カメラの視点が変わっても移動方向の基準角度は変わりません。つまり、「正確な方向を容易に指定できるカメラ状態」を作り出した上で、操作ボタンを押し続ければ、カメラの角度が変わっても移動方向は変わらず、正確な位置関係を維持したまま奥の奥まで移動できるわけです。ちなみに、左スティックを使うと正確な角度を出すのが難しいため、→ボタンを使います。
実績 §
中央部から→ボタンを押し込んだ後の実績としては、3回やって2回成功です。割と成功率は高いし、失敗してもやり直しは容易なので、かなりお得だと思います。
感想 §
最初、トーブリを誘導することのあまりの難しさに、自分にはキューソネコカミ取るのは無理かも、と思いました。しかし、今では既に2個所有。3個目を取りに行っているところです。やり方は、FFX-2・強くてニューゲーム検証の「応用:キューソネコカミを人数分ゲットしよう」の方法です。キューソネコカミをゲットした後でソフトリセットして強くてニューゲームで最初からやり直す方法です。
オマケ §
キューソネコカミが1個でも手に入れば後は楽勝ですね。
HP-40%の効果を持つ「血塗られた……」「しぼりだす……」を同時に装備してから外せばHPがピンチ水準になって、すぐキューソネコカミの効果が発揮できます。怖いのはセーブスフィアに触れるとHPが全回復してしまうことだけです。あとは、「さきがけ」の効果があるリザルトプレートの「街道の風」でも使って先手を取って攻撃すれば、まず大丈夫。ついでに、「退魔の腕輪」を付けて雑魚戦を回避すれば、驚くほどスムーズに進みます。面倒なのはスキップできないムービーや台詞だけ。